アダルトチルドレン(ac)からの回復、克服方法、治療法まとめ

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      2017/07/17

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アダルトチルドレン(ac)と機能不全家族(家庭)のお話、第3回目の本日はアダルトチルドレン(ac)を克服するためにはどうすればいいか、治療方法は?といったところを解説していきたいと思います。

アダルトチルドレン(ac)について知りたい方は1回目の記事を、アダルトチルドレン(ac)を作り出す機能不全家族(家庭)について知りたい方は2回目の記事を参考にしていただけると幸いです。

関連エントリ:アダルトチルドレン(ac)って何?その特徴やなりやすい病気は?

機能不全家族(家庭)の特徴、acとの関係、毒親って?割合や連鎖は?

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アダルトチルドレン(ac)は病気じゃないので治療法はない!

まず、アダルトチルドレン(ac)の治療法についてですが、ありません。

というのも病気ではないので治療するという概念がないんですね。

アダルトチルドレン(ac)と併発しやすい各種精神疾患については認知療法や薬物療法での治療が可能です。

認知療法によってアダルトチルドレン(ac)特有の認知の歪みが取れることで生きやすくなる可能性はもちろんあります。

なので、アダルトチルドレン(ac)そのものの治療法は存在せず、病気の治療の結果として認知の歪みが取れる可能性があると考えてください。

 

ACを認める

私がさまざまな機能不全家族本、アダルトチルドレン(ac)体験記等を読んで、アダルトチルドレン(ac)の克服、アダルトチルドレン(ac)からの回復に特に必要だと感じたものを紹介していきます。

なんかまとめてみると当サイトの不安解消法とかなり被ってるような気もしますが…!

まずもっとも大切なのが認知です。

今の自分の生きにくさ、生きづらさはもしかすると家庭にあるのではないか、育ち方との関係があるのではないかと考えて改善を試み始めるためには認知が必要です。

自分はアダルトチルドレン(ac)かもしれない、と思えた時点で自分を客観視することに成功しています。

どこが問題だったとかは後で振り返っていいので、とりあえず『自分の生きにくさと生育に関係性があるかも』と思うことがスタートです。

 

感情の解放

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次に、感情の解放。

アダルトチルドレン(ac)の多くは子ども時代の感情を押し込めたまま大人になっています。

なので感情のコントロールがわからないどころか、そもそも感情を出すことも出来ない人が多いのも特徴。

というわけで、アダルトチルドレン(ac)の克服のためにまず必要なことが感情を解放するということです。

感情を味わう、感情に名前をつけてそれを実感するといった方法のほか、芸術に触れるのも1つの方法です。

関連エントリ:セドナメソッド実践記録!感情を感じきるむずかしさと工夫

 

自分を愛する

アダルトチルドレン(ac)共通の特徴として、『自尊心が低すぎる』というのがあります。

何かしないと愛されない、必要とされないということを学習してしまって、『何もしなくても愛されていい』ということを忘れてしまっています。

まずは自分が、何もしない自分を認めることから始めてみましょう。

自愛についても当サイトでまとめています。

関連エントリ:自愛の方法(改訂版)

 

認知の歪みに気づく

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アダルトチルドレン(ac)の克服段階の中でも比較的難しいのが、認知の歪みに気づくということ。

何せ本人はそれで何十年も(多少の不都合はあれど)やってきているので、認知が歪んでいることにも気づかないのです。

自分をより客観視するために自己観察を行うのも1つの方法です。

関連エントリ:【不安解消】自己観察のやり方とポイント

ただ、自分だけではやはり難しいという方も多いかもしれません。

そんな時はカウンセリングの利用をおススメします。

カウンセリングではカウンセラーが私たちの鏡となっていろんなことに気づかせてくれます。

そのため、自分では到底気づかなかったことに気づける貴重なチャンスでもあるのです。

私は精神疾患の方でカウンセリングを受けていましたが、実際には家族の問題を話して気付きを得る機会も多かったです。

 

認知の歪みを正す

認知の歪みに気づいたら、今度は新しい考え方を取り入れていきます。

具体的な方法としては認知行動療法、セルフトークなどがあり、この際もカウンセラーがいてくれると助かります。

私がカウンセリングを受けた時の話ですが、歪みに気づいたタイミングで別の考え方をサッと提案してくれることもありました。

自分1人で歪みを正すためには、『別の考え方』に関する知識が必要です。

特に参考になるのは、アダルトチルドレン(ac)を克服した方の考え方。

多くが経験とそこからの回復を事細かに書いているので、自分の親と似たタイプの親について書かれている本を読むとかなり参考になると思います。

 

親との関係性を変える

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原因となった親との関係性についてですが、これはもう千差万別の解決法があります。

最も一般的なのはまず離れて客観視するという方法

機能不全家族(家庭)内にずっといたのでは、毎日が相変わらず混乱していて、せっかく手に入れた『自分を愛する方法』や『歪みを正す新しい認知』もつぶされてしまいます。

そこで、どうにかこうにか親から離れるというのが1つの方法となります。

ここで完全に連絡を絶つケースもあります。

いずれにしても親を変えるのは非常に難しいことなので、ここはあまり期待しない方がよいかもしれません。

となると親との関係性は一生このままかというと、別にそういうことではありません。

 

いわゆる『内的な親』との付き合い方が重要になってきます。

自分の心に観念やルールとして存在している親を亡き者にするのか、和解するのか、あるいは成長した自分自身が心の中で内的な親になるという方法もあります。

このあたりは信田さよ子さんの著書に多く書かれているので、一度見てみることをおススメします。

今度・アダルトチルドレン(ac)関係のおススメ本もまとめてみますね。

 

まとめ

・アダルトチルドレン(ac)は病気ではないので治療という概念はない

・アダルトチルドレン(ac)克服には感情の解放、自愛、認知の歪みの改善、内的な親との関係性を変えることが必要

・カウンセリング利用は必須ではないが、自分の問題に気づくのに非常に有用な存在

・アダルトチルドレン(ac)を克服したら心がスッと軽くなって自分自身を生きられるようになる

 

hanaminangoku以上、3回にわたってアダルトチルドレン(ac)について紹介しました。

場合によっては不安障害の元々の原因がアダルトチルドレン(ac)だったということもありますので、一度自分の人生や育ち方を振り返ってみるのもよいかもしれません。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます!

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