子供におすすめ!アートセラピーの効果と種類、自宅でのアートセラピー

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      2017/07/17

この記事を読むのにかかる時間: 56

精神疾患の治療法と言えば薬物療法、認知行動療法などがありますがそれ以外にさまざまなセラピーや整体などを治療として利用する方もいます。

ここでは、アートセラピーの効果や種類を簡単に紹介します。

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アートセラピーって?

アートセラピーとは芸術を利用した心理療法を指します。

絵画や貼り絵、陶芸などの創作活動を通して内面的な感情を表現していくのです。

その表現をプロのセラピストが読み取ってセッションに活かすこともありますし、創作活動そのもので患者が自分の内面と向き合うことにもつながります。

なので上手に作れないんじゃないか、上手く表現できないんじゃないかという心配は要りません。
成果物で良い・悪いと判断される種類のものではないので、気軽な気持ちで受けてみましょう。

 

アートセラピーの効果は?

2016年6月20日付のScience Dailyにアートセラピーの研究結果が掲載されていたので紹介します。

アメリカのペンシルベニア州にあるドレクセル大学で18-59歳の39人の成人を対象にした研究が行われました。

粘土やフェルトペン、紙などを使って創作するアートセラピーを45分間行い、ストレスホルモンであるコルチゾールの増減を見ます。

結果的に参加者の75%にコルチゾールの低下がみられ、特に若者の場合は減少傾向が大きかったとのこと。

研究者は『若者はストレス管理の方法を日々探している最中、一方で高齢者は経験によってストレス管理の方法をある程度知っていることから差が出たのでは』と述べています。

 

アートセラピーと疾患・障害

アートセラピー,アートセラピーとは,種類,やり方,効果一般的にアートセラピーが用いられる疾患・障害として知られるのが自閉症、発達障害、愛着障害、被虐待児症候群、うつ病、不安障害などです。

最近では高齢化社会が進んだことで高齢者へのアートセラピーも広がりを見せており、認知症のお年寄りがアートセラピーで回復したとの話も。

その他に、アートセラピーががんや心臓病を患う方のケアに使われることもあります。

病院での長期間に及ぶ治療の疲れ、治るのかどうかという不安や焦燥感をアートセラピーで上手に発散し、精神的苦痛を取り除いて症状緩和に役立てます。

 

アートセラピーがおすすめの方

アートセラピーは『表現』をより豊かにしてくれるので、表現が苦手な方にはおすすめです。

例えば不登校の子供。思っていることを上手に表す言葉が見つからない、そのような言葉を知らないということが幼い子供には多いです。

なので学校に行きたくないとは思っても、何がどのようにどうして、どんな気持ちで…ということを表現できません。

アートセラピーは表現できない『もやもや』『なんとなく嫌』を表現するのを手伝ってくれ、すっきりした気持ちに導いてくれることも。

同じように自分の感情を自分で認識するのが難しいアレキシサイミア傾向の強い方にもアートセラピーは向いています。

言葉で理解・説明する必要性があまりない分、一般的なカウンセリングよりもアートセラピーの方が功を奏するケースも少なくありません。

 

また、ストレスフルな毎日を送る方であれば病気にかかっているかどうかにかかわらずアートセラピーはおすすめです。

自分の心を表現する時間を作ることで自分と向き合い、ストレスを緩和できるからです。

アレキシサイミアとは?原因や簡単チェック、対処法

 

アートセラピーの種類

アートセラピーの種類はとにかくたくさんあります。

よく知られているのは絵画療法、箱庭療法、コラージュ療法などですが、陶芸や手芸など立体的なものを作るアートセラピーもあります。

その他にダンスを踊る舞踏療法、物語を演じるドラマセラピー、文章を書く文芸療法、声を出したり音楽を楽しむ音楽セラピーなど、芸術の範囲を網羅するレベルです。

海外のサイトだと『100のアートセラピー』というページがあったりして、絵画療法でも風景を描くのか、線だけを描くのかなど細かく分類されていました。

何でもアートセラピーになる可能性があると考えておくとよいかもしれません。

個人的には砂絵や曼荼羅を描くセラピー、柔らかい素材で家を作るセラピーなんかが気になりました。

 

アートセラピーを体験したい!

実際にアートセラピーを受けてみたい、うちの子に受けさせてみたい!という方には2つの選択肢があります。

1つはカウンセリングセンターやワークショップへの参加、もう1つは本などで気軽に自分で挑戦する方法です。

私としては日常生活に影響を及ぼすほど心の状態やひどいのであればカウンセリングセンター、ワークショップなどへの参加をおすすめします。

一方で日常のストレス解消やどうしてもカウンセリングには行けない事情があるといった場合は、本からアートセラピーを始めてみるのがおすすめ。

上述したようにアートセラピーの種類は様々ですが、自宅でストレス解消に始めるなら塗り絵がよいと思います^^

このとき、気持ちを落ち着かせるのであれば寒色系を、気持ちを盛り上げるのであれば暖色系を使うとなおよいです。

不安が強くて常に人前でも緊張してしまうタイプであれば、寒色系ベースで塗ってみてください。

 

hanami1春頃に糸かけ曼荼羅っていうのをやってみたんですが、あれも一種のアートセラピーだったかも?なかなか面白かったです!

参考サイト

Title:Stress reduced with art-making, regardless of skill level
URL:http://www.medicalnewstoday.com/articles/311051.php

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