知っておきたい騙しの手口-不安な人が正しい治療法・商品を選ぶために-

記事の画像はイメージです。特定の人物を指すものではありません。

      2016/11/15

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今回は『騙しのテクニック』について紹介したいと思います。

『不安』がテーマのこのサイトで騙しのテクニックを紹介する理由は『不安な人はつけこまれやすいから』です。

自尊感情が病的レベルに低くなると判断力が失われますし、メンタルの病気にかかっていると色んな治療法を試す中であまりにもメリットのない高額治療を謳う輩に騙されることも。

それに取られるのはお金だけではなく、騙されたと知った時のショックがメンタルに影響する部分も大きいです。

なので、騙されないために、もっと大きく言えば『自分に合ったものを見つけるために』騙す側のテクニックを紹介します!


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ローボール

ちょっと知り合いと話をしようと思って食事に来たらいきなり『今こういうサプリがあるんだけどさ…』と言われたら、ちょっとびっくりしてしまいますよね。

自分が積極的にサプリについて話をしていたのでなければ、拒絶反応を示す方も多いかと思います。

一方で、話題がもっと広がって『健康』の話だったらどうでしょうか?

『最近元気?』や『仕事大変そうだけど、体力とか持つ?』と言われたらナチュラルに会話が弾みますよね。

これは本題である『サプリ』に引き込みやすくするための方法の1つです。

 

権威性や希少性

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商品そのものについて価値を引き上げたいときには、権威性や希少性を用いることが多いようです。

権威性とは『有名人の〇〇が使っている』、『〇〇大学の教授が推薦』といったもの。

実際に使用していたり推薦文が掲載されていたりすれば信頼に足る気がしますが、それだけではなく商品全体の質を見ることも重要です。

希少性とは『限定100個』や『10分以内のお申込みで今だけお得』などです。

こちらも実際に希少性があるかもしれませんが、自分にとって必要なのかを一度考えるのがベターな選び方です。

 

肯定と賛美

この間宗教問題に関する本を読んだのですが、そこで出てきたのがラブ・シャワーという言葉。

自分が病気で不安を抱えていて、周囲にはいつまでこんな生活をするんだとなじられ、家族の理解もまったく得られない…。そんなときある教団に行ったら『良く頑張っている』『すばらしい』『あなたは愛される価値がある』と言われたとします。

人間の自然な欲求の1つである承認欲求を強烈に満たすことで、組織への信頼感を作っていきます。

言葉だけではなく実際にちょっとした手助けをしてくれたりといったこともラブシャワーには含まれています。

 

好意の返報性を利用

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上述のラブシャワーと関わりがありますが、人は誰でも『良くしてもらった人には良くしたい』と思うものです。

人間関係を円滑に回すためには必要な心理ですが、一部の宗教や悪徳商法においては好意の返報性は相手の思うつぼにハマることを意味します。

良くしてもらったから良くしたい・良くしなきゃ…と思ったその瞬間に、本当にその必要があるのかどうかを考え直してみることをおすすめします。

 

極論で選択肢を減らす

健康にもともと不安を持っている方が特に注意してほしいのがこの部分。

確かに現状の医学ではわからないこと、どれが正しいと言えない側面もたくさんあります。

だからと言って医学は全部間違っているとか、市販の水はすべて危険だとか、肉は絶対食べない方がいいなどという極端な論を相手が持ち出したら要注意です。

それはあなたの現状(病院に通うなど)を否定して、特定の商品・サービスまでの1本道を作っているだけの可能性があります。

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例えるならこんな感じで、もともとはたくさんあった治療の選択肢がどんどん狭められて、最後は1つの道にしかいけないように誘導されます。

そしてその1つの道の先にある商品のみを買わせたり、サービスを受けさせたりします。

治療についてさまざまな意見・体験談を聞いたり、こんなのがいいよ・悪いよということを聞く場面は多いと思います。

ですがほとんどの治療には今聞いた意見と反対の意見もあるはずなので、両方の意見を聞いて総合的に自分が納得できるものを選んで行ってほしいというのが私の思いです。

どんな治療にも、どんなサプリにもメリット・デメリットはありますし、合う人・合わない人というのは存在するので、そこを特に気にかけていただければ幸いです。

 

五感を刺激する例え

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人間は論理だけではなく感覚にも支えられています。

おいしいもの、美しいもの、にぎやかな音など、さまざまな感覚から私たちが快・不快を感じるのです。

例えば上のレモンの写真を見るだけですっぱい・みずみずしいといったことを想像して、レモンが好きなら快、嫌いなら不快になりますよね。

恐怖・不安を感じるにも五感からの刺激が作用することももちろんあります。

ホロコーストについて言葉で説明されるより、実際にホロコーストの様子を写真で見る方がよほど恐怖を覚えるのです。

私の小学生の時の話ですが、戦争の体験談を聞いたときよりも写真パネルの展示の方がとても怖くて記憶に残りました。

注意したいのは、上述の『極論で選択肢を減らす』際に不安をあおる目的で使われたものがないかということです。

エキセントリックで衝撃的な写真や動画が用いられすぎていないか、音響や流れている音楽そのものにも注目してみましょう。

 

不安な人が騙されないためのポイント

ということで、特に健康不安を持つ人を対象に、総合的にどんなことに気を付ければよいのかを簡単にまとめてみました。

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権威性と希少性について

それ以外の商品・サービスの特性に目を向けてみましょう。

希少性の場合は気が急いてしまうこともあるかもしれませんが、とりあえず5分でもいいので考え直す時間を持ってみてください。

 

肯定や賛美、好意の返報性

初対面の方の親切や優しい心はとてもうれしいですが100%自分を預けてしまうのは危険です。

頂いた親切に感謝しつつ、肯定や賛美がクセにならないように注意が必要です。

私的には自分で自分を肯定できるのが1番の力になると思います。

 

セミナーに出るときは

話者が極論を持ち出していないか、衝撃度の高い写真を頻繁に利用していないか、選択肢を減らそうとしていないかをチェックしてみてください。

商品について語っているのであればデメリットを隠していないかもチェックが必要です。

また、集団心理に流されないためにもその場で契約してしまうのは避けた方がよいでしょう。

 

自分に合ったものを見つけるポイント

何事にも良い面と悪い面は存在することを念頭に置いて、じっくり考える時間が必要です。

レビュアーを参考にして買うのであれば良かった意見・悪かった意見の両方を見る・聞くようにしましょう。

健康不安をあおる悪徳商法や特定の宗教団体にハマり込まないためには、認知の歪みの改善も役に立ちます。

 

hanami1今回紹介したテクニックの中には一般的な商品販売でも行われるテクニックもありますので、この条件に当てはまったからダメ!というわけではありません。

それを言い出したらすべての側面で買い物が難しくなってしまいます^^;

人間の心理は誘導されやすいので、大事な場面においては慎重に判断を下すことが重要ですよ!というお話でした。

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