独占欲が強い心理は『価値の置き方のクセ』と関係している!

記事の画像はイメージです。特定の人物を指すものではありません。

      2017/07/17

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今回は『独占欲が強い人の心理』はどうなっているの?というお話です。

ついつい恋人や家族、親しい人を束縛してしまう人、逆に束縛されて困っている人が自分・相手を理解する手助けになれたら幸いです。

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独占欲=独り占めしたい欲求

独占欲とは独り占めしたいという欲求で、独占する対象は人だけではなく物、それに付随する価値などもあります。

ここでは人を独り占めしたいという欲求として、話を進めますね。

 

独占欲の心理が生み出す行動

独占欲が生み出す行動として代表的なのが、支配的な行動です。

具体的にはこんなものが当てはまります。(ここでは異性愛を仮定しています)

 

・ほかの異性と連絡を取るのを禁止する

・仕事中などであってもLINEは10分以内に返信するように強要する

・特定の服装をしないように強要する

・SNSの投稿内容を制限する

 

また、上のような支配的行動はわかりやすいですが、わかりにくい支配行動もあります。

代表的なのは『依存』です。

依存は暴力的ではなく、最初は相手に負担を感じさせにくいです。

ですが、『相手をコントロールする』という目的のある支配的な行動の1つです。

 

独占欲の心理=価値を置く場所の偏り

ここからは独占欲の心理についてです。

一言で言うと、独占欲は『価値を置く場所の偏り』から生まれます

具体的にどういうことなのか、説明していきますね。

 

『価値がある人間でいたい』

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人間は誰しも、『価値があるはずだ』と信じたい生き物と言われます。

『全然価値がない』と痛感しながら生きるのは大変です。

なので、さまざまな方法で価値を測って、自分の価値を確認しながら生きています。

 

例えば、今あなたが地上100mくらいに伸びた細い棒の上にいると考えます。

『価値がない』ということは、地上100mから落ちることと同じです。

そこであなたは板を持ってきて、棒の上にどうにか足場を作ります。

足場は何枚もの板で作られ、あなたは安心して地上100mで生きて行けます。

この『板』に当たる部分が『価値を測る要素』です。

 

自分の価値を決める要素

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上で紹介した『板』に当たる部分についてです。

大きく分けると『自分の持ち物』と『存在そのもの』に分かれます。

 

・存在そのもの…観察者としての自分

・自分の持ち物…所有物、経験、個性、人間関係など

 

存在そのものについては話すと長いので、ここでは省略します。

自分の持ち物は、例えば所有物なら車とか家とか、服など。

車でも、この会社のこの車種を持ってると価値が上がったように感じるってありますよね。

他には今までの経験で形作られた個性も、価値を測る指標の1つです。

例えば素直さ、コミュニケーション能力の高さなどです。

 

『特定の人間関係』への価値の偏り

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上に挙げたさまざまな要素の中で、独占欲の強い人は『特定の人間関係』に重きを置いています。

先ほどの例で言えば、ある1枚の板に全体重をかけている状態です。

もしもその状態で板が壊れたら、地上100mからまっさかさまです。

そうなるとその1枚の板に執着し、どうにかして壊れないように考えますよね。

この考え、地上100mから落ちたくないという思いが独占欲の元々の形です。

そして、板を壊れないようにあれこれ補強しますね。

これが、独占欲から来る支配的行動の正体です。

 

ここまでまとめるとこんな感じです。

自分の価値を守りたい→全体重をかけた板(価値の要素)が崩れては困る(独占欲)→崩れないようにあれこれ補強する(支配的行動)

 

価値を置く場所を変えることが解決法

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価値を置く場所が偏っていることこそが独占欲の心理だとすれば、解決法も見えてきます。

それは『価値を置く場所を変える』ということです。

もちろん、今の人間関係を壊すわけではありません。

『彼女』だけに向いていた気持ちを『友達』『親』に向けたり、『趣味』『物』に向けてバランスを取るだけです。

 

時間やお金の使い方を変える

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具体的に独占欲の強さを緩和する方法が、時間やお金の使い方を変えることです。

人は多くの時間、お金を割いたものに価値を感じると言われています。

例えば1日8時間働いている方は、仕事(がくれるお金や安心感)に価値を感じています。

また、入ってきたお金を公共料金などの支払いより趣味に使ってしまう人がいますよね。

彼らは公共料金の支払い(による安心)より、趣味(による楽しさ・快楽)に価値を置いています。

 

つまり、独占欲が強い人は今まで相手にかけていた時間・お金を違うところにかけるようにすればOKです。

相手と知り合う前から好きだったもの、昔からの友人などもともと愛着があるものがおすすめです。

 

まとめ

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・独占欲は相手をコントロールする行動を伴いやすい

・独占欲が強い人は『特定の人間関係に価値を置く』傾向がある

・お金・時間の使い方を変えることで価値のバランスを取りやすい

 

共依存状態やモラハラ被害を受けている場合などは、専門家の助けが必要なこともあります。

 - 心の悩み