【赤ちゃんも大人も】なぜ人見知りが起きるの?心理や病気、無料診断

記事の画像はイメージです。特定の人物を指すものではありません。

      2016/12/11

この記事を読むのにかかる時間: 537

私の周囲の不安障害の患者さんには人見知りで悩んできた…という方も多いです。私自身も子どものころは人見知りでした。

そこで今回は人見知りの心理学、遺伝の可能性や病気などについてまとめていこうと思います。

無料の人見知り診断のリンクとかも載せていきますね!

スポンサーリンク

人見知りの心理、なんで人見知りになるの?

まずは赤ちゃんが人見知りを起こす原因を紹介します。

赤ちゃんは8か月くらいになると『養育者とそれ以外』の見分けがつくようになります。

そこで『人に近づいてみたい気持ち』『人が怖い気持ち』が自分の心の中で闘うようになり、葛藤から人見知りを起こします。

人見知りする子は『人が怖い』と感じられるくらいの危機認識能力があり、なおかつ『近づいてみたい』という好奇心も持っています。

コミュニケーションに重要な要素を持っているからこその人見知りなのでそんなに心配することはありません。

ちなみに親が離れると不安になってしまう分離不安も同じくらいから起こります。

どちらも2歳を過ぎて過度な人見知り、分離不安が見られなければそれほど心配は要りません。

赤ちゃん,人見知り,なぜ,心理学,心理,トラウマ,親,原因
大人の場合は自分を良く見せたい、自分がどう見られているかが気になることから人見知りを起こしがちです。

自分に過度な関心が向いていて、緊張しないようにしようとすればするほどますます動きや喋り方が不自然になることもあります。

周囲の反応が良くないと不安、という方が多いようです。
大人になっても人見知りがなかなか治らない、大人になってから人見知りになるにはいくつかの原因があると考えられます。

 

・両親が人見知りで、成長過程でその行動を真似た

・いじめや人間不信になる出来事があった

・もっとも身近な集団である家族間の人間不信があった

・その他トラウマ

 

また、脳という観点から行くと人見知りは『扁桃体』という場所とかかわっています。

人見知りを起こすとき、扁桃体が『知らないもの・わからないもの』を即座にキャッチし、脳のほかの部位に『恐怖の反応』を出させます。

好き嫌いや直観力、不安、緊張感と関わりのある扁桃体が過剰に働いている状態です。

なお、乳幼児の場合も扁桃体は働きますので、必ずしも赤ちゃんの人見知りが分離不安だけとは言えない側面もあります。

 

人見知りは遺伝するの?

1990年代から盛んに人見知りと遺伝子に関する研究が行われてきました。

現在のところは心の安定を司るセロトニンに関連する『セロトニントランスポーター遺伝子』や『ドーパミンD4受容体遺伝子エクソンⅢ多型』などとの関連性が指摘されています。

およそ10から15の遺伝子がかかわっていると推察されており、現在も研究が進んでいます。

また、人見知りに限ったことではありませんが環境遺伝もあります。

養育者が人見知りだと必然的に子供もその行動を真似るようになり、結果的に代々人見知り…ということも考えられるのです。

 

人見知り,前頭葉,心理,なぜ,遺伝

 

無料の人見知り診断!

無料で出来る人見知り診断を紹介します!

下の対人恐怖診断は人見知り診断のさらに重度、極度というか、社会的な生活にも影響を及ぼすくらいの状態を判断するのに役立ててみてください。

MIRRORZの人見知り度診断

対人恐怖度チェック

 

人見知りは才能!?長所にもなる!

『人見知りは神様から与えられたすばらしい才能』とテレビで発言したのはかの有名なタモリさん。

彼自身も人見知りだそうですが、芸能人や有名人、クリエイターには人見知りが多いようです。

人見知りの人は『観察する能力』『危機を判断する能力』『相手のことを思いやる能力』に長けています。

その分『気軽なコミュニケーション』『初対面で人と打ち解ける能力』にはやや欠けますが、人を思いやれるというのは人間として大事なことの1つだと思います。
人見知り,診断,無料,才能
ちなみにタモリさんが言うには『これ言ったら嫌がられるだろうなと思った時にこれ言ったら良くなるんじゃないかなって考える努力』をすると、人見知りが武器に変わるとのこと。

 

赤ちゃん・子供の人見知りと病気

一般的に赤ちゃんが人見知りすると言われているのは8か月から2歳くらいまで。

多少の早い・遅いはあってもその時期とずれていたり人見知りが全くない、極度の人見知りだったりすると心配がありますよね。

例えば発達障害の子は人見知りや後追いがない、歩くのが遅い、偏食などの特徴がみられやすいです。

逆に極度の人見知りというか、他人との関係に興味や関心を持てない子も。

普段から一番お子さんを見ている養育者の意見が大事ですので、何か心配があれば検診の際に相談したり発達障害の相談窓口に行ってみましょう。

発達障害情報・支援センター

人見知り,発達障害,病名,病気,病院,緊張,精神科,うつ病,自閉症

また、子供の人見知りがひどく、ほかにも極度の内気や情緒の不安定が見られたときには不安障害やストレス障害の可能性も考えられます。

大人なら耐えられるようなストレス・変化も子どもにとっては大きくなることがしばしば。

幼稚園や学校に行くのを嫌がったり、しょっちゅう腹痛や頭痛を起こすようになったら児童精神科やかかりつけの小児科などで相談をしてみてください。

軽度の不安障害は行動療法を中心に、中等度から重度だと薬も利用した治療が多いです。

 

大人の人見知りから考えられる病気

大人の人見知りでまず疑われる病気といえば、あがり症・対人恐怖・社交不安障害などです。

あがり症は社交場面での一時的な不安、特に注目される場面などが苦手なタイプです。

対人恐怖もそれと似ていますが、あがり症よりも更に範囲が広く、対人関係全体に苦手意識を持つ概念です。

そして社交不安障害は、対人関係に関する緊張感から社会生活が送れない状態です。

声や手足が震えたり、対人場面では声が一切でない(場面緘黙)、顔が赤くなる、顔がひきつることで社会生活をこれ以上送れないのでは…と思ったら精神科へ!

あがり症や対人恐怖をも含む社交不安の問題は、300万人以上が抱えているとの研究結果もあるほどです。

また、社交不安障害の状態のままで対人ストレスを抱え続けると今度はストレス性の病気を発症する可能性も。

うつ病やストレス性胃炎、ストレス性発熱、ストレス性蕁麻疹などがあります。

社交不安障害(SAD)と闘う/闘った、10人の有名人

 - 心・体の悩み対策