ストレスがきっかけに?自家中毒の原因、特徴、症状、予防

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      2016/12/08

この記事を読むのにかかる時間: 62

自家中毒はアセトン血性嘔吐症、そのほかに周期性嘔吐症と呼ばれることもあります。

その原因は『ケトン体』が体内に大量に存在すること。

もともとケトン体は脂肪を分解したときに出る代謝物で、人間の身体は糖を使い切った時は体の栄養分に脂肪を使います。

自家中毒が起きている場合は、体の栄養分として糖を使い果たし、脂肪を分解して使っているときにケトン体が体内にどんどん出ている状態と考えてください。

 


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自家中毒の代表的な症状は?

低血糖によるだるさ

自家中毒が起きているときは糖がすでに使い果たされているので、低血糖になります。

そのため、低血糖にともなう異常なほどのだるさで動けなかったり、意識がもうろうとすることも

 

吐き気・嘔吐・腹痛

また、ケトン体が体内で増えていくにつれて血液が酸性になり、自家中毒の代表的な症状である吐き気や腹痛を引き起こします。

嘔吐することももちろんあり、10分に1回ほど嘔吐するケースもあります。

嘔吐に伴ってコーヒーのカスのような吐しゃ物があることは自家中毒の特徴の1つです。

 

独特の口臭

症状ではなく特徴ですが、アセトン様口臭というものがあります。

口の臭いがりんごが腐ったような臭いになります。

 

自家中毒の検査方法

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尿検査

自家中毒を検査するときに大事なのが尿検査です。

自家中毒を起こすのはケトン体が原因なので、尿の中にどれくらいケトン体が入っているかが診断するときの重要なポイントになります。

通常でもケトン体自体は出ることがあるので、強い陽性を示しているかどうかを見ます。

 

血糖値検査

また、自家中毒と低血糖は一緒に起きる可能性が高いので、血糖値も調べます。

血糖値が正常値の半分ほどになる子もいます。

 

子供に多い病気です!

自家中毒は圧倒的にお子さんに多い病気です。

とはいっても赤ちゃんのうちは見られることがなく、2歳から10歳が好発年齢といわれています。

徐々に頻度が落ちつつも小学生が終わるくらいまで自家中毒を繰り返すお子さんもいますし、小学生になってから発症するお子さんもいます。

いずれにしても大人よりは子供に多い病気ということです。

 

大人の自家中毒もある?

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子供の方が圧倒的に多い自家中毒ですが、その理由は体がまだ十分に発達していないから。

じゃあ体が十分に発達した大人は自家中毒にはならないの?ということですが、まれに大人でも自家中毒が出る方がいます。

症状は子供と同じように吐き気やおう吐、体全体のだるさ、腹痛が中心で、検査方法も同じです。

 

自家中毒は遺伝する?うつる?

遺伝はしない

自家中毒は遺伝性の病気ではないので、親のどちらかが自家中毒だと子供も自家中毒に必ずなるというわけではありません。

ですが、体質遺伝や環境遺伝の可能性はあるので、もしも小さいころから自家中毒に悩まされていたならお子さんが生まれた時には注意してあげるとよいです。

小さなお子さんの場合は痛みを言葉にするのが上手ではないので、できるだけつぶさに観察して早めに自家中毒の症状に気づいてあげられるようにしましょう。

 

うつらない

感染症ではないので自家中毒はうつることもありません。

ただし、例えば兄弟姉妹が嘔吐しているのを見て自分も具合が悪くなってしまう子がいる可能性は否定できません。

ナーバスなタイプの子であれば自家中毒を起こしている子とはちょっと離しておいた方がよいです。

 

自家中毒の治療と薬

糖分と水分の補給

自家中毒の治療の基本は体で使い果たされたエネルギー源の糖分を補給すること。

糖分さえあれば脂肪をエネルギー源として使わなくてよいので、自家中毒の原因であるケトン体も必要以上に出てこなくなります。

水分補給も重要なポイントで、少し甘みのあるイオン飲料などを飲ませてあげればOKです。

 

ケースによっては点滴を使う

重要な糖分と水分の補給ですが、吐き気がひどくてイオン飲料や水でさえ吐き戻してしまう子がいるのも事実。

そういったときは病院で糖分・水分の点滴を行うことになります。

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薬は吐き気止めが多い

薬としては吐き気を抑える薬が処方されることが多いです。

形態は飲み薬もありますし、座薬が処方されることも。

 

治療期間は長くて4-5日

自家中毒は症状がいつまでも続くような病気ではありません。

その子にもよりますが、1日でケロッとする子もいます。

一般的には胃腸の不快感・吐き気が消えるまでには長くて4-5日と言われています。

 

自家中毒とストレス

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当サイトは『不安』をメインにしたあれこれの症状を紹介していますが、自家中毒を紹介する理由もそこにあります。

自家中毒は精神的なプレッシャーとの関わりもあると言われています。

自家中毒を起こすタイミングは、環境が変化したときやイベント前後という子も多いのです。

考えようによっては、自家中毒によって我が子が(大人なら自分が)どんな場面にプレッシャーを感じやすいのかがわかるかもしれないということです。

パターンを知って対策して行けば、自家中毒の予防にもなります。

 

自家中毒の予防(自家中毒の予防と食べ物)

自家中毒の予防の方法、今回は食べ物での予防を簡単に紹介します。

 

夕食を少しでも食べさせる

血糖値を下げてしまう原因の1つに空腹があります。

特にレジャーなどで1日遊ぶとそのまま寝てしまい、食事と食事の時間が大きく空いてしまうことがあるかもしれません。

ですがこれは自家中毒を起こしやすい子にとっては非常に危険。

ちょっとの量でもよいので夕食を食べさせましょう。

糖分を補給するためにおにぎりなどがおすすめです。

 

糖分の摂取

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自家中毒の治療に糖分の摂取があるくらいなので、当然予防にも有効です。

ジュースや飴玉、バナナやさくらんぼといった優しい甘みのものがおすすめです。

チョコレートは吐き気を催してしまうことがあるので避けておきましょう。

お出かけに行くときには小さなサイズのジュースや飴玉を常に持っておくと安心ですよ。

 

刺激の強い食べ物は控える

味の濃いもの、辛い物などある程度成長してくるといろんなものを食べられるようになる子も多いですが、自家中毒予防の観点では避けておいた方がベターです。

というのも刺激物を食べることが自家中毒を引き起こすきっかけになる子が一定数いるからです。

 

piyoko1自家中毒を引き起こすきっかけにもなる『子供のプレッシャー』対策を次回の記事で特集する予定です。つまりこの記事は前段階的なやつだったという…。

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