自律神経の乱れとめまい・立ちくらみの関係、応急手当の方法

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      2017/07/17

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疲れていると急にめまいがしたり、立ち上がろうとしたときに立ちくらみが…なんてこともありますよね。

実は自律神経系のバランスが乱れていることがめまい・立ちくらみを引き起こす原因になることもあります。

ここでは自律神経とめまい・立ちくらみのメカニズムを紹介するほか、どんな風に対応していけばよいかもまとめてみました。

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自律神経系とめまいのメカニズム

めまいは内耳、血液循環、血圧、筋肉の緊張、脳中枢の異常などさまざまな原因で起きます。

特に自律神経系と関係しているのは『血液循環の問題(高血圧や低血圧、耳や全身の血行不良とそれにより筋肉の緊張)』です。

自律神経系のうち、交感神経が過度に緊張すると血管が収縮して、脳や腎臓など『戦闘モードに必要な組織』に集中的に血液を送ります。

するとほかの部分は血行不良になり、全身で見ると血の流れの悪い状態になってしまいます。

 

そしてもう1つ、交感神経が優位な状態が長く続くと『顆粒球』という白血球の一種が増えます。

身体に不必要なほど増えた顆粒球は、身体の中で少しの細胞にも過剰に反応して攻撃した後、やがては死滅します。

この顆粒球が死滅するときに出る活性酸素が血液をどろどろにして、さらに血行を悪化させます。

 

自律神経系とメニエール病

こま

めまいにはふわふわした浮動性のめまいと、ぐるぐる回る回転性のめまいがあります。

メニエール病は回転性のめまいを伴う病気です。

メニエール病は、直接的には『内リンパ水腫』というものが耳にできることが原因で起こります。

ですがその内リンパ水腫ができる背景には、先ほど上で紹介した血液循環の問題があります。

もちろん、自律神経系だけが原因ではありません。

ただ、案外近い病気なんだなぁという印象を持って、普段から自律神経系にも気を配ることをおすすめします!

 

自律神経系と立ちくらみ

寝室で枕を抱える人

立ちくらみは一過性の脳貧血のことを指しており、めまいとは違います。

立った瞬間に脳への血液・酸素の供給量が足りなくなることでふらつきます。

めまいだと横になったままでいてもグルグル世界が回転したりふわふわ浮いたような感じがあります。

ですが、立ちくらみは横になったり座ったりすると改善するのが基本的な違いです。

立ちくらみに関しても、自律神経関連の原因で言えば、血液循環が悪くなっていることで身体の動きに血流が対応できていないことが原因です。

 

自律神経系とめまい・立ちくらみのまとめ

・めまいは内耳、血液循環、血圧、筋肉の緊張etc…さまざまな問題で起きる

・自律神経系が特に関係しているのは血液循環の問題

・交感神経系の優位が続くと全身の血行が悪くなり、血液がドロドロになりやすい

・立ちくらみは横になると治るふらつきで、めまいと同様に血液循環の問題で起きる

 

今回『自律神経系とめまい・立ちくらみ』ということで紹介した原因がすべてではありません。

自律神経系の問題以外でも血液循環の問題が起きたり、その他の原因でめまいが起きることもあります。

あくまで自律神経と関係した部分では…ということで捉えてくださると嬉しいです。

 

立ちくらみの応急手当

ベッドの上の本

立ちくらみは一過性ということで、まずは『急に立ち上がらない』ことが一番の解決策です。

寝ている状態から立つときにはすぐに立たず、座る、中腰…など段階を踏んでいきましょう。

あまりにも立ちくらみがひどい場合や、立ちくらみで日常生活に影響を及ぼしている場合は、内科での診察をおすすめします。

内科で異常がないことが確認されたら、自律神経系へのさまざまなケアをしてみるのも1つの方法です。

 

めまいが起きた時の応急手当

次にめまいが起きた時の応急手当と、危ないめまいのチェック方法を紹介します。

自分だけですべての手当をやるのは難しいかもしれません。

そんな時は近くにいる人の手を借りたり、ちょっと調子がよくなったときに順番に試してみましょう。

親しい方がめまいで苦しんでいるときの参考にするのもよいかと思います。

 

危ないめまいじゃないかをチェック

救急車

めまいを引き起こす病気の中で命に関わるものといえば、脳出血、脳梗塞、くも膜下出血などがあります。

めまいが起きた時に以下の症状がある場合は、急いで病院へ行きましょう。

・激しい頭痛

・しびれ

・意識がもうろうとする

・口をうまく動かすことができない

・ものが二重に見える

 

1.光・音刺激の遮断

危ないめまいではなさそうだ、病院に行くほどではないと感じた場合はここから紹介する応急手当を試してみてください。

まずは、光や音の刺激を遮断することです。

普段なら不快に思わないちょっとした光・音刺激もめまいが起きている最中には症状を悪化させやすいです。

カーテンを閉めて光対策を、必要に応じて耳栓やイヤホン、イヤーマフなどで音対策をしていきましょう。

 

2.服を緩める

チェック柄のネクタイ

めまいを起こしているとき、特にストレスを抱えやすい方は不安に感じると思います。

その状態で服が締め付けられているとさらに不安をあおる結果になるので、服はできるだけ緩めましょう。

ネクタイやベルトなどは外して、少しでも動ければパジャマやTシャツに着替えることをおすすめします。

女性の場合は下着のホックを外すのよいです。

 

3.横になる

基本的には、めまいが起きているときには横になった方が楽です。

できるだけ安静にして、必要に応じてタオルや布団をかけるのもおすすめ。

ただし、横になると却って気持ち悪くなるなどの症状がある場合は、座って安静にしてください。

個人の症状に合わせて、安心できる姿勢を探すのが一番です!

 

4.洗面器とティッシュを置いておく

ティッシュペーパー

余裕があれば、洗面器とティッシュを近くに置いておきましょう。

これは、めまいとともにやってくる吐き気対策です。

嘔吐しそうになっても、めまいがあまりにもひどいとトイレに駆け込むこともできません。

そんなときを想定して、一応洗面器とティッシュを置いておいた方が安心です。

近くにいる方に頼んでみるのもよいと思います。

 

5.水分補給セットを置いておく

嘔吐した後の気持ち悪さを取り除くのはもちろん、めまいと脱水が併発したときにも役に立ちます。

脱水が原因のめまいの場合には、水分補給だけで治ってしまうこともあります。

私もめまいと脱水を同時経験しましたが、やっぱり不安が半端ないので水分は手元に置いておいた方が安心と感じます。

普通の水道水よりも経口補水液がおすすめです!

 

今回は自律神経系とめまい・立ちくらみの関係、応急手当の方法を紹介しました。

自律神経系を整えるためのTipsは以前紹介したので、こちらの2記事を参考にしてくださると嬉しいです!

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