起立性調節障害の食事治療!必要な栄養素や塩分、水分量は?

記事の画像はイメージです。特定の人物を指すものではありません。

      2017/07/17

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朝、急に起きられなくなりめまいなども引き起こす起立性調節障害。

今回は起立性調節障害の食事療法、起立性調節障害の人がぜひ摂取しておきたい食べ物などを紹介します。

起立性調節障害のお子さんをお持ちのご家族の方、大人の起立性調節障害の患者さんの治療のお役に立てれば幸いです。

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起立性調節障害なら塩分多めもOK

ボトルに入った塩

塩分は高血圧の原因になるので控えるように…と言われることが多いですよね。

最近では子供でも高血圧になることがあり、子供の塩分過多も問題になっています。

ですが、起立性調節障害の方の多くは血圧が低く塩分摂取量も低めと言われています。

日本小児心身医学会によれば、起立性調節障害の方の塩分摂取量目安は1日10-12gとのこと。

これは健康成人の塩分摂取量目安に比べると3-5g多い計算となります。

 

水分補給は賛否両論

もう1つ、上述の日本小児心身医学会が述べているのが『水分は少なくとも1日1.5L』というもの。

起立性調節障害の方は全身の血流が低下しており、特に水分が体から失われやすい夏場は具合が悪くなるケースも多めです。

そのことから水分の摂取量は多い方が良いと言われているのですが、漢方医学ではまったく違った見解を示します。

漢方から見ると起立性調節障害には『水分の代謝の悪さ』も関係しているとされています。

コップに入った水

そのことから、西洋医学では水分を摂取した方がよいとされ、東洋医学では水分を控えた方がよいとされる矛盾があるんです。

私としては、まずは水分を多めに摂取してみてそれが合わなければ東洋医学方式で水分を控えるのをおすすめします。

もともと起立性調節障害にかかりやすい10代の子供には大人よりも多くの水分が必要です。

それに起立性調節障害の方は食欲不振に陥りやすく、食べ物から摂取できる水分が少ないということも考えるとまずは水分を1.5L/日摂取してみて、様子を見るのが最適だと思います。

 

ビタミン類のバランスが大事

次に食事でのポイントですが、ビタミン類のバランスは非常に重要です!

栄養素の全体のバランスを取ることで学童期のお子さんなら神経系の発達を手伝うことにもなり、起立性調節障害の症状の軽減や完治までが早くなる可能性も高まります。

お子さんの年齢別、男女別のビタミン類の必要摂取量の画像を作ってみたので参考にしてみてください。

男の子に必要な栄養素女の子に必要な栄養素
また、下記の画像のような食品成分表が1冊あると便利です^-^

小学校や中学校の家庭科の資料集とかで手に入れられるケースもあります。
オールガイド食品成分表2016

 

自律神経系に特に効く亜鉛

全体のバランスが大事というのは前提として、そのほかにこれはぜひ摂っておきたい栄養素に亜鉛があります。

亜鉛には精神面のバランスを整える働きがあり、起立性調節障害から来る生活・学業の不安が強い方にぴったりです。

牡蠣やコンビーフ、牛肉、アマランサス、煮干しなどに多く含まれているのでこちらも食品成分表で確認して摂取してみましょう。

 

どうしても栄養摂取が難しい方には

暗い部屋とベッド

起立性調節障害の症状でめまいや吐き気などがあるため、実際のところはなかなか栄養摂取が難しいという問題もありますよね。

私もうつ病時代に食べ物が大事とはわかっていても、なかなか栄養が摂れませんでした。

そんなときにおすすめなのが『完全栄養食』を買ってみるという方法。

日本初の完全栄養飲料として話題になった『COMP』というものがあります。

食事がどうしても難しいときのみ、COMPを飲んでみる選択肢もありではないかなと思います!

完全栄養食 COMP

hanaminangoku起立性調節障害の治療編、今回は食べ物という観点から見てきました。

次回は日常生活から起立性調節障害を予防・治療していく方法を見ていきます^-^

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