2016年6月5日東京・強迫性障害体験報告会レポート

記事の画像はイメージです。特定の人物を指すものではありません。

      2016/12/08

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こんばんは!本日は、この間紹介した強迫性障害体験報告会のレポートをアップします^-^

私は距離的、時間的な関係で行けなかったので、お友達のひろきさん(Twitter→@BonjourHrk)にレポートをお願いしたところ快く引き受けてくださって、レポートできています。

ひろきさんありがとうございます!それでは、以下ひろきさんの寄稿でお届けします♪

太字装飾や画像等は管理人によるものです。


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東京・強迫性障害体験報告会レポート

昨日は、朝からチャージされているはずのSiucaがなくて、財布の中身もあまり多くなかったので、それでイライラ発生で、朝から過呼吸と不潔恐怖の連続。

会場につく頃には、ウェットティッシュ5回くらい使ってしまいました。

 

そんなこんなで到着。

会場は、大学のゼミをやる教室2つくらいの広さで、参加者は50人くらい、男女比は7:3くらいの印象でした。

以前から参加していてもう顔見知りの人が多かったらしく、みんな会場内でわいわいやっていました。

あとこれは推測ですが、当事者と家族の方は半々くらい

強迫性障害で悩んでいる方って、こんなにいるんだんなぁとちょっと心強くなりました。

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まずはじめはダック山下さん。みなさん、有名な方らしいのですが僕は1人も知らず…

ダックさんは認知行動療法、曝露反応妨害法はもちろん、薬物療法としてSSRI、抗てんかん薬の付加、抗精神病薬の付加、漢方薬、サプリメント等、いろいろな方法を試した方。

強迫性障害を治すために、とにかくありとあらゆる方法を試したそうです。

その中で僕が気になったのは曝露反応妨害法で、5時間くらいするとかなり不安レベルが下がってくるというのが動物学的にわかっているということ。

「そうなんだ!」と思いつつ、「今の自分にとって、5時間はちょっとなぁ…」と落胆(涙)

けど、強迫性障害を治すためにそんなにいろいろなことを試したことは本当にスゴいなぁと思いました。

ちなみに、ダックさんはOCD Kanagawaの代表世話人とのこと。

今週末、横浜で会があるみたいなので、行ってみようかなと思っています

OCD Kanagawaのサイトはこちら

 

次に今回の主催者であるKENさんが2人目として登壇。

僕が前日に申し込みのメールをした時に丁寧な返事をいただいたのもKENさんでした。

講演もするのに、そんな裏方的な作業も行うなんてスゴいなと思いました。

KENさんは、小さい頃から「何かを選択するのが極端に苦手」な子どもだったようです。

その後、20代前半でうつを発症。

そして、(確か)脚本家を目指していたということで、「北の国から」で有名な北海道の富良野で生活を開始。

僕も先日北海道に行きましたが、北海道の豊かな自然に触れた上に情報が一切入ってこない状態がよかったらしく、強迫性障害の症状も楽になっていったようです。

KENさんの言葉としては、「死ぬ気で治す」「治ればいいなじゃダメ」っていうのが心に残りました。

そして最後に、「自分がどうしたいか」を大切にとのこと!

今日ここに来たのも自分の意思に基づく行動なので、その自由を大切に、とのことでした。

 

ここで、休憩タイム。

まずは、簡単な交流タイムで近くに座っている人と話すというものでした。

しかし、与えられた時間は1人1分…

ここは、もう少し時間をとってもらってもよかったのかなぁと思いました。

そして、お食事会場である同じビルの20階にある「北海道」に移動。

先日、僕が北海道に行った時に食べられなかったザンギ定食が食べられるなんて、なんて運命…っていうことを1人考えつつ、他の方と会話をしつつ舌鼓を打ってきました。

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さて、お昼も終わって、午後の部第一弾は佐藤条二さん

この方も小さい頃に強迫性障害を発症し、受験勉強の際にそれがピークに達し、東大合格に至らず横浜国立大学へ入学という経歴の方です。

そして、偶然見かけたお寺にあった言葉が心にスーッと入ってきて、それから、禅・森田療法を取り入れ、強迫性障害を克服し、横国を4年の時に中退し、見事、念願だった東京大学に入学を果たされました。

佐藤さんは強迫観念は病的なものではない、人間そのものの完全主義からくるものだと仰っており、「強迫性障害に苦しむことは人間のエネルギーの高さの表れ」と言っておられました。

薬を一切使わずに克服したのもスゴいなぁと思いました。

ちょっと話はそれますが、うつだった僕の友だちが薬は全然効かずその代わりに自転車で日本一周したらうつが治った話を思い出しました。

 

最後に登場したのが、田村浩二さん

今回のこの回もKENさんが田村さんに依頼して、そこからはじまったとか。

そんな田村さん、普段はなんと地元京都でタクシーの運転手さんをしているとのこと!

そのような方なので、軽快な関西弁とタクシーでならしたトーク力(?)とで、一番楽しくお話を伺うことができました。

田村さんもやはり、小中高と強迫性障害の意識があり症状としては確認強迫、不完全恐怖、縁起恐怖といった感じでした。

田村さんも、本を読んで治したとのこと。

 

既に強迫性障害をお持ちの方なら本を持っている方も多くいらっしゃると思いますが、その中で掲げている鉄則は以下のようなものでした。

ⅰ慌てない、焦らない(時間を置くこと)、ⅱ症状のことについて考えない→本来やるべきこと(仕事等)にすぐ移す、ⅲ心の奥底の小さな声(正しい行い)を拾い上げる、ⅳ常に本来やらなければいけないことをする(考えない、抑え込もうとしない)、ⅴ100%を求めない(80%でよく、残りの20%をムリにむさぼらない)というもの。

できそうでできないことばっかりだなと思いました。

そして、最後に強迫性障害は時間と労力が「もったいない」からムダに使わないでというお言葉をいただきました。

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最後に質疑応答。

ここでは、自分の質問とそれに関する回答だけを載せておきます。

僕は抑うつ状態で、その他様々な要因も絡まって、今非常に希死念慮が高まっているのですがその希死念慮を抱えた状態で強迫性障害を治療するという同時治療は可能ですかという質問をしたところ、KENさんから「うつ状態を治してから強迫性障害を治した方がいい」というアドバイスをいただきました。

なので、僕の強迫性障害の治療は、まだ続きそうです…。

 

最後の最後に、懇親会のお誘いがありましたが、その後予定が入っていたため、そこには参加できず。

けど、最後の方で、受付をしていた女性の方が、以前はヒドい不潔恐怖で一旦外に来て行った服やくつ等は使えずに全て捨てて、帰ってきてからも何度もお風呂に入り部屋や壁を拭いていたのが、行動療法で治ったという話がありました。

僕は、そこまでの症状ではありませんが、主症状が不潔恐怖なので、お話を伺いたかったのですが…残念です。

 

今回、このような会合に初めて参加してみて、一番強く思ったのは、強迫性障害で悩んでいるのは自分1人じゃないんだということ。

そして、KENさんが言っていたように、昨日、あの場所に行ったのも、自分の意思に基づく行動なので、これからもアクションを起こしていこうと思いました。

(寄稿ここまで)

 

hanami2話聞いただけで豪華な会だなぁと改めて思いました!

おまけにザンギ食べれてちょっとうらやましいw

ちなみにランチ前の自己紹介タイムは1人1分×2人×3組のペアだったようです。

あと、寄稿者のひろきさんが用事のため出られなかった懇親会はなんと3時間半も盛り上がった上にカラオケにも行ったとか…ゴージャスです…!

ここで、次回開催のお知らせもしておきますね^-^

次回は10月1日、場所は同じく東京ボランティアセンターで行われる予定です。

今回の主催者であるKENさんが詳細を掲載しているので、ぜひ確認してみてください

第1回全国OCD報告者大会(仮)

私も上京してちょっとだけお話させてもらうことになるかもしれません!

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