共依存の克服方法まとめ-モラハラやDVに悩む夫婦・カップルへ-

記事の画像はイメージです。特定の人物を指すものではありません。

      2017/07/17

この記事の読了時間: 719

人間関係に依存してしまう共依存について、前回はその具体的な特徴や共依存チェックのサイトなどを紹介しました。

今回は共依存者が共依存を克服するためにできることを考えてみたいと思います。

親が子の自立を阻むのは問題行動を起こす依存者との関係とはちょっと異なりますのでそれは別途書いていく予定で、今回は『問題行動を起こす依存者(依存症やDV,モラハラなど)と共依存者』の関係性においての克服を考えてみます。

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カウンセリングは必要か?

共依存の克服法としてよく挙げられるカウンセリングについてですが、私はカウンセリングや自助グループによる手助けが多くの共依存者にとって役立つと思っています。

というのも、そもそも共依存は『抜け出したくても抜けられない』からこそ困っているわけです。

共依存から抜け出すのは、丸腰でアフリカのヒョウと戦えと言うくらい難しい話だと思います。

カウンセリングはあなた専用の戦い方マニュアルを一緒に作ってくれるサービス、自助グループは基本的には一緒に戦う仲間による良い戦い方探しやそれぞれの報告の場と考えてください。

 

じゃあこの記事では何の話をするの?というところですが、ここでは一般的な共依存の克服法をお話します。

ものの考え方やおよその流れなど、あなた専用ではないもののざっくりとしたヒントになるような内容を提供していく予定です。

すべての共依存者に当てはまるわけではないので、やってみようかな?取り入れてみようかな?と思うところを上手に取り入れてみてください。

あなたの状況や状態、共依存度に合わせた戦い方を考えるならカウンセリングを受けるのがベストです!

 

共依存の関係を観察する

共依存,克服,方法,克服した,夫婦,恋愛,DV,アルコールあなたが共依存から抜け出そうと思った時、まずは自分たちの関係を洗い直してみる必要があります。

パートナーが問題を起こした時の自分の心をじっくり観察してみてください。

問題を起こしたのはパートナーの方なのに、自分の方が動揺してびくついていませんか?

自分にはそれほど害がないのに、パートナーの問題行動の尻拭いや後片付けに奔走していませんか?

そんな風に『つい』尻拭いや後片付けをしてしまった後、どことなく体が重いような、胸が苦しいような感じがしませんか?

パートナーの行動、それを起爆剤にした自分の行動、そして自分の感情や感覚をまず記してみてください。

例えばこんな感じです。

 

パートナーの行動…お酒を飲んで近所の家のプランターを壊した

自分の行動…パートナーに代わって謝り、賠償をした

自分の感情…面倒だけど早くやらなきゃ。どうしていつもこんなことになるんだろう、悔しい、怒り

自分の感覚…心臓がバクバクして痛い。情けなさで体が小さくなるような感じ

 

これは共依存者としての自分を客観視する効果があります。

同時に、起きた日付を書くことで自分がどれだけパートナーに振り回されているのかといった状況の客観視にもつながります。

 

行動を変えていく

共依存,克服方法,克服,夫婦,恋愛,モラハラ,共依存症ある程度自分と状況を客観視できたら、次は行動を変えていきます。

感情と感覚、思考を変えるには時間が必要ですが、行動は今すぐにでも変えられるものだからです。

問題行動を回収する・後始末するのを発見したらそれをすぐにやめます。

どこまでが協力で後始末なのかは関係性、抱える問題によっても違いますのでカウンセラーさんや状況を知る第三者に聞いてみるとより正確な線引きができるかと思います。

そして行動を変えたらそのことによって生じた気持ちや感覚もまた記していくのがおすすめです。

 

他人と自分の線引きをする

行動を変えていくと、今度は『申し訳ない』という思いに駆られたり『このままでいいのだろうか』という思いに駆られることもあるかもしれません。

そこで、他人と自分を分ける線をしっかり引く練習もする必要があります。

問題行動をするにしても自立するにしても、ある行動をして責任を負うのは本人です。

依存者は、『このことの責任はこの人(共依存者)がとってくれるぞ』と少なからず無意識的に知っているからこそ、好き放題やるわけです。

その前提を壊すためにというのもありますし、依存者にしっかり自立してもらうためというのもあり、他人と自分の線引きは必須です。

共依存,克服,夫婦,DV,恋愛,カップル,性格,改善特に重要なのが『感情』の責任を勝手に負っていないか、あるいは脅されて負っていないかということです。

『お前のせいでイライラする』『あなたが私の気分を悪くするから』と言われて、それを真に受けていませんか?

イライラする人は勝手にイライラしているし、気分が悪くなる人は勝手に悪くなっているだけです。

一番近くにいる共依存者が受け止めてくれそうだから言っただけです。

自分の『悔しい』『悲しい』という感情の責任は持つ必要がありますが、パートナーの感情の責任はあなたにはまったくないし、パートナーの感情を良くするためにしたくもないことをしなくてよいのです。

 

自分の問題をじっくり見つめる

徐々に依存者に振り回されなくなってきたら、今度は自分のことを考える時期です。

共依存者は基本的に『相手のことで頭がいっぱいいっぱい』な人たちです。

本当のところ『相手のことで頭をいっぱいにしておくことで、何かを満たしていたり何かから逃れている』ケースが多いようです。

もちろん、そうすることでしか満たせない・逃れられないと思った経緯がそれぞれにあると思うので、そのことで自分を責めたりしないでくださいね。

共依存,克服,方法,夫婦,恋愛,夫,妻,DV,モラハラ,改善,脱出いずれにしても、理由はどうあれ『相手をコントロールする(依存者でいさせる)ことで自分を満たしていた、不足感を補っていた』ことを認める時期がここです。

はたから見ても、もはや自分から見てもおかしいなと思うようなことをしなければならないほど、あなたの自己受容度は低かったと考えるのが妥当です。

自分の抱えてきた人間関係上の不安、ものの考え方のクセのせいで自分を責めていないか…個人個人で違った気持ちが噴出すると思うのでカウンセリングが一番活躍する場面とも言えるかもしれません。

 

ざっくりした点で言えば、当サイトで紹介している自愛も効果的です。

パートナーに認められていないと自信が持てない、何かしないといけないと思う必要は本当は全然ありません。

もしも何かしなければと思うなら、生きているだけでも十分自分を愛してあげる理由になります。

顔や体をよくしなければと思う必要もないですし、能力を上げなきゃ、お金を得なきゃと思う必要もありません。

あなたがあなたを愛する理由を作らないことが、自愛です。

その辺は以下の記事で書いていますので参考にしてもらえればうれしいです^-^

自愛の方法(改訂版)

 

依存者との関係性を再度考える

順番上最後に紹介することになってしまいましたが、これは個人で差が大きく出る部分なので、一般的に最後にやるってことはないです。

例えば今すでにDVを受けている、いくら自分を認めようとしてもモラハラ発言によってまったくカウンセリングも自愛も効果がないなどの場合は、早めに依存者と離れる必要があることも多いです。

自分の身体・心に著しい危険が及んでいる場合は、離れることが第一の解決法になったりもします。

共依存の度合いがそれほど高くなく、相手も問題行動に対する認識をしっかりして改善に挑めばやり直せる可能性ももちろんあります。

ここでもカウンセリングや自助グループでの第三者の意見が活躍すると思います。

 

まとめ

共依存,克服,方法,わかりやすく,まとめ,恋愛,夫婦今回紹介した共依存の克服方法をざっくりとまとめてみました。

一番上でも紹介したように、これは抽象的な話なので個人個人のレシピはカウンセラーさんと一緒に作っていくことをおすすめします。

 

・共依存関係と自分の心理状態を観察する

・問題行動の手助けや回収、後始末をやめる

・パートナーの感情や行動の責任を負わないクセをつける

・自分の感情や共依存を引き起こしやすい『責任の負いすぎ』、自尊心の低さと向き合う

・関係の再構築や離婚を考える(順不同)

 

hanami1当初予定していたより共依存について熱く語りたくなってしまったはなみですw

まだまだ続きます!あと、おすすめのカウンセリングセンターなんかも別途紹介しますね。

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