『もっと認めて欲しい!』強烈な承認欲求を調整する自己承認のすゝめ

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      2017/07/17

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『もっと認めてほしい!』という気持ちは誰の心にもあると思います。

ですが一方で、その気持ちが思わぬトラブルのもとになることもあります。

特にメンタル面を考えると『認めてほしい』という欲求の扱い方には注意が必要だと私は思っています。

『認めてほしい』という気持ちの上手な取り扱いについて紹介していきますね。

今回は方法論ではなく、考え方中心のお話となります!

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認めてほしいという欲求-承認欲求

認めてほしいという気持ちは、『承認欲求』というものです。

この気持ちは老若男女誰にでもある気持ちで、なくしたりする必要はありません。

基本的には無理に抑えなくても、健康な形で満たしてあげればOKです。

じゃあどうして『認めてほしいことが苦しい』という状況になるかですよね。

そこには『他者への承認欲求の強さ』があります。

 

自己承認・他者承認のバランス

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承認欲求にはいろいろな分類があります。

その中でも『誰に認められるか』という点では、2つに分けることができます。

他者承認は他人に、自己承認は自分に認められることを指します。

自分に認められる、というのは『自分の理想に近い』『満足する』というニュアンスに近いです。

 

認めてほしいのに…!というフラストレーションの原因のひとつは、他者承認の過度な重視です。

自己承認にはイレギュラーな要素がなく、方法さえわかれば自分で満たせます。

自分で自分を満たすのですから、自分の心持ひとつです。

一方で他者承認は、イレギュラーな要素が満載です。

これをすれば確実に…がない以上、イレギュラーな要求に自分を合わせなければいけません。

このイレギュラーさが生み出す結果として、以下のようなリスクが考えられます。

 

燃え尽きる危険性

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他人から認められることがすべてになると、そのための努力を惜しまなくなります。

努力によって一時的には他人から認めてもらえる可能性はあります。

ただし、相手の望むペースが上がれば、基準が上がれば永遠に努力を繰り返さなくてはいけません

上には上がいるので、よほどの長い時間をかけなければナンバー1にはなれません。

あるいは時間をかけても、天才に阻まれるかもしれません。

相手次第では燃え尽き症候群、抑うつ、各種不安障害になるリスクがあります。

 

はなみの体験談

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私の両親は『その子ができることよりちょっと上を望むことで引き上げる』という教育方針でした。

つまり、努力が永遠に終わらないパターンです。

テストでいい点を取った時は安心するんですが、その安心も一瞬。

次はどうなるか、常に不安で努力なしではいられなくなりました。

現在は闘病を経て大分落ち着いてきましたが、それでもたまに努力依存に陥ることがあります。

 

コロコロと自分が変わる

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相手に認められることがすべてになるとコロコロと自分を変えます。

人に影響を受けることはメリットにもデメリットにもなります。

承認欲求の相手が素晴らしい人格者なら、影響を受けてよい考え方を取り入れられます。

一方で承認欲求の相手が犯罪者だった場合、本意ではなく犯罪に手を染めてしまう危険性も。

上で挙げた例はもちろん極端な例なので、そうなる危険性は高くはありません。

そこまでいかず、なんとなくモヤモヤした気持ちで人付き合いをするっていうパターンが私の周囲には多いです。

 

適切なバランスって?

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他者承認の過度な重視を避けるためには、自己承認と他者承認のバランスが重要です。

現在他者承認に振り回されている、疲れている自覚があるなら自己承認を増やしてみましょう。

ただ、他者承認と自己承認の適切なバランスは、研究などでは明らかになっていないです。

本人の心の問題ですので、的確に測れないという側面があります。

なので、適切なバランスは自分自身であれこれ試してみることでわかると言えます。

 

私の場合はあれこれ試した結果、自己承認:他者承認=6か7:4か3くらいが心地よいです。

人間は他人がいないと生きていけないので、他者承認ゼロは無理ですし、違う気がします。

あと、やっぱり他の人に『すごいね!』とか『頑張ってるね』って言われるのも嬉しいですしね。

 

自己承認の割合を増やすメリット

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他者承認への頼り過ぎは危険・苦しいとわかっても、自己承認のメリットがわからなければ実践する気にはなりませんよね。

自己承認の割合を増やすメリットを、実際に私がやってみて感じた点をまとめてみました。

この場合の自己承認の定義は『自分に満足する』に近いです。

また、自己受容・自己効力感などとも関係するので、そこの効果と被っている内容もあります。

実際、私は自己受容(自愛)の一環として自己承認を捉え、実践していました。

 

自分の『好き・嫌い』がわかる

自分に満足することで見えてきた意外なものの1つが『好き・嫌い』でした。

特に『好き』については、それまであまり考えたことがなく、新鮮な気持ちになりました。

音楽、絵、色使い、味…誰に認められなくてもこれが好き!というものができると心強いです。

モチベーションが下がった時の気分転換にも使えますしね。

 

挑戦する勇気が湧く

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自分に満足すると自己効力感(自分ならできる!という気持ち)も増えていきます。

すると、何かに挑戦する際の勇気というか、『えいやっ!』と言う気持ちが湧きやすいです。

自己承認に加えて、失敗を恐れる気持ちへの対策をするとより効果的でした。

ちなみに、挑戦によって新しい人間関係を得たり、投資が成功したりという副次的効果も。

 

人間関係デトックス

もともとあまり人間関係は豊かではないのですが…それでも不要な関係はいくつかありました。

自己承認ができるようになると、『この人に認められなくてもいいや』と思えるようになります。

すると不要な人間関係、合わない人との人間関係は自然と消えていきます。

そのおかげで、必要な人間関係・大好きな人との関係に全力を注げます

 

他人の目が気にならない

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完璧にどうでもいいわけではないんですが、以前よりはどうでもいいです。

他人の目は気になるけど、それでやりたいことを変えるほどではないくらいです。

なので、やりたいことはやれてますし、言いたいことは言えています。

顔色を伺ってビクビクしたりっていうストレスが減りました。

 

他人を認められる

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個人的にはこれが1番嬉しかったです。

以前は『どうして私が認められないのにこいつを認めなきゃいけないの』みたいなところがありました。

ですが、自分が十分認められているという感覚を自己承認で得ると、変わります。

ある種心が広くなるというか、他人を認めるのに抵抗がなくなりました。

私もOK、あなたもOKという心構えになって、『相手を認められなかった』っていう罪悪感もほぼゼロに。

私がもともと心が狭すぎただけかもですが、参考までに。

 

自己承認する方法

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今のところ、日本で自己承認の体系的な方法を提供しているのは、一般社団法人自己承認力コンサルタント協会のみです。

一般社団法人自己承認力コンサルタント協会のページ

無料のメルマガと自己承認力テストがあるので、その内容次第で実際の講座を受けるか決めてみるのがおすすめです!

 

私の自己承認の方法

私個人としては、自己受容・自愛という大きな流れの中で自己承認を実践していました。

また、自己効力感を上げる取り組みもかなり役に立ちました。

うつ病の回復には必要!自己効力感とは?自己効力感を上げるには?

自愛の方法(改訂版)

 

まとめ

・認めてほしい気持ちは承認欲求

・承認欲求には自己承認と他者承認がある

・承認欲求で苦しい場合、他者承認を求める気持ちが強すぎる可能性がある

・バランスを取るために自己承認を意識的にしていくのがおすすめ

 

自己承認・自己受容・自己効力感はとても結びつきが強いです。

わかりやすく体系化したものをお届けできるよう、今頑張って勉強中です!

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