寝起きの激しい動悸の原因になる6つの病気と覚えておきたい対処法

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      2016/11/30

この記事を読むのにかかる時間: 538

精神的に疲れていたり精神疾患にかかったりすると、『眠り』に問題を抱えるケースも多いと言われています。

そこで、今回は『寝起きの動悸』について詳しく解説していきたいなと思っています。

寝起きの動悸の原因、病気の可能性、対処法などを紹介していくので、朝起きて急に来るドキドキバクバクが心配な方はぜひ読んで、シェアしていただけたら嬉しいです^^


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寝起きの動悸の原因、病気

寝起きに動悸がしょっちゅう起きているなら原因として病気が考えられます。

たまに起きるくらいでそれほど気にしているわけではない、という場合は一時的な疲れ・ストレスによるものと考えられるので十分休息するのがおすすめです♪

では、寝起きの動悸で考えられる病気を6つ見ていきましょう。

 

自律神経失調症

動悸がするというのは交感神経が過剰に働いている状態で、自律神経失調症になると自律神経系のバランスが取れず、動悸が起きなくてもいいときに動悸が起きることがあります。

なので、寝起きの動悸の原因としてまずは自律神経失調症が考えられます。

ちなみに自律神経から来る不整脈については下記エントリの『心臓神経症に関するQ&A』に記載していますので、参考にしてみてください。

関連エントリ:心臓神経症の症状と漢方薬治療、自律神経系との関係、仕組み

 

高血圧

高血圧になると心臓に負担がかかって、ひどい動悸がすることもあります。

特に動悸だけではなくてめまい・吐き気が伴っているときは相当高血圧がひどい状態。

寝起きに動悸がするということは『早朝高血圧』のケースが多いので、血圧を測るときには朝一番で測るか24時間の自動血圧計などで一度1日の血圧状況を測ってみると自分の血圧がわかります。

 

心臓病

上記の高血圧で心臓に負担がかかると、今度は心臓病になる可能性も出てきます。

狭心症や心筋梗塞は動悸を伴う病気として知られていますので、動悸の原因になり得ます。

 

パニック障害

パニック障害の発作は激しい不安だけではなく動悸が出ることもあり、朝一番で発作が起きると『寝起きの動悸』につながります。

一般的には空腹時に動き続ける(体に負荷をかけ続ける)ことがパニック発作の誘発の要因になりますが、体質で負荷をかけなくとも空腹だと発作が起きやすい人もいます。

また、パニック障害と自律神経失調症は併発の可能性があるのでその点でも注意が必要です。

関連エントリ:パニック障害の3つの症状

 

バセドウ病

バセドウ病は甲状腺の働きが活発化してしまう病気のことで、症状として寝起きの動悸が出ることがあります。

首の前の方が腫れたり、目が飛び出たように見える、手足が震える、食欲はあっても太らないか痩せるといった特徴的な症状があります。

異常に疲れやすいのもバセドウ病の症状ですので、気になる方は検査を受けることをおすすめします。

 

貧血

貧血になると体全体の血の巡りが悪くなります。

ですが体の末端まで栄養を行き届かせるためには、どうにかして心臓のポンプの動きを早くしなければいけないため、交感神経が過剰に働いて動悸につながります。

動悸のほかに普段からめまいがする、女性であれば月経周期が乱れやすい、便秘が特にひどいといった症状があるのが特徴です。

 

寝起きの動悸がある病気を見分けるには?

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上で紹介した6つの病気の中でももっとも見分けやすいのはバセドウ病。

急激に体重が落ちたり、首の腫れがひどく以前より太く見えるようになったなら注意が必要です。

なお、20-40代の女性に多い病気とされています。

パニック障害の場合は、特定の場所に対する恐怖感や不安感が大きいのが特徴ですが、自律神経失調症も不安感を伴います。

貧血はめまいや体力のなさで見分けやすく、パニック障害や自律神経失調症よりも不安感は少なめです。

もっともほかの症状が出にくいのが高血圧や心臓病で、特に高血圧はまったく気づかない方も多いです。

高血圧は1000万人近い患者数がいるありふれた病気なので、血圧計で一度しっかり測ってみることをおすすめします。

寝起きの動悸で病院に行くときは、不安感が強ければ心療内科か精神科、そうでなければまず内科が第一選択となります。

 

寝起きの動悸への対処法は?

原因となる病気のうち特に不安と関わりのある自律神経失調症、パニック障害、貧血についての対処法を紹介します。

その他の病気については薬での治療とそれぞれの病気に即した食事や生活改善が中心です。

 

まずは深呼吸

不安を抑えるためにも、そして自律神経系を整えるためにも効果的なのが深呼吸。

とりあえず起きて動悸がする、不安だと思った時はお腹を膨らませるように鼻から吸って、口からゆっくりと吐いていきます。

不安だ、どうしようと引きずられる前に深呼吸するのがポイントなので、寝る前から『起きたら深呼吸』と頭に刻んでおいてもよいかもです。

 

抗不安薬で対処する

寝起きの動悸や不安が強い場合に、抗不安薬が頓服として処方されることもあります。

効くまでの時間が短いワイパックス、ソラナックスなどの薬が中心です。

両方ともベンゾジアゼピン系の薬ということで、他の抗不安薬に比べるとやや依存性が強いという欠点があります。

 

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長期的に自律神経のバランスを整える

自律神経系は一朝一夕で整えられるものではないので、とりあえずの処置としては深呼吸がおすすめですが、長期的に自律神経系を整える必要もあります。

以前自律神経についてまとめた時の記事を参考にしていただければ幸いです。

また、1日のリズムを整えるという点では光目覚ましの利用を考えてみるのもよいと思います。

関連エントリ:会話でわかる!自律神経失調症改善&自律神経の整え方

関連エントリ:光目覚まし時計比較特集!機能別TOP3・総合ランキング

 

漢方の力を借りてみる

動悸を訴えた時に処方されることの多い漢方には、加味逍遥散(かみしょうようさん)、柴胡加竜骨牡蠣湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)、半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)、抑肝散加陳皮半夏(よくさんかんかちんぴはんげ)などがあります。

これらの漢方は『証』によって違うので、無料相談などをしている漢方薬局で診てもらうことが大事です。

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