ブリーフシステムって何だろう?

記事の画像はイメージです。特定の人物を指すものではありません。

      2016/11/25

この記事を読むのにかかる時間: 227

不安と付き合う上で大事にしたいもののひとつ、ブリーフシステム。

ここではブリーフシステムとは何か、ブリーフシステムはどうやって作られるかといったお話をしていきます。

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刷り込まれた自分なりのルール

脳機能学者として著名な苫米地英人さんの著書によく出てくる『ブリーフシステム』という言葉が出てきます。

これはものの見方、考え方、行動の基準となるもので、このブリーフシステムをいかに扱うかが不安と付き合う上では重要と私は考えます。

このブリーフシステムは、人間の脳の90%以上を占めると言われる無意識部分にあり、無意識的に行動を決める存在でもあります。

自分の中にある、自分の知らないルールと考えてください。

 

言葉・イメージ・感情で作られる

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ブリーフシステムを作っているのは言葉、イメージ、感情の3つです。

例えば夜にジュースを飲んでおねしょをして、お母さんに怒られたとします。

その時ブリーフシステムの元となる言葉は、『ジュースなんか飲むからおねしょするのよ…まったくこの子は』です。

イメージは、おねしょで濡れてしまった布団とそれを片付けるお母さん。

感情は、怒られて恥ずかしい気持ちや悲しい気持ちなどです。

これで『自分は夜にジュースを飲むとおねしょをして最後は恥ずかしい気持ちになる』というルールが出来上がります。

実際のところ『ジュースを飲むのはおねしょの屈辱に代えるほどの幸福だ』というブリーフシステムが大きければ、結局ジュースを飲んでしまいますが^^;

 

何度も繰り返してブリーフシステムは強化される

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ブリーフシステムのコワいところは、過ぎ去った出来事でもそこに基づくルールが強化されることです。

例えば『あの時おねしょをしたな』と思い出して気分が落ち込んだら、体験はもう1回分プラスされます。

ふとした瞬間に怒るお母さんを見ておねしょのことを思い出して恥ずかしくなったら、体験はさらにもう1回プラスされます。

そうしてプラスされているうちに、ブリーフシステムはどんどん力を増していくのです。

 

不安とブリーフシステム

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不安障害に限らず、不安になりやすい人には『〇〇は危険』というブリーフシステムが山のようにあります。

雪山は危険とか、サメの前で泳ぐのは危険というのであれば、人間が生きていくために必要な危険の信号ですが、不安が多い人はそうではありません。

人ごみは危険、ドアノブを1回で閉めるのは危険、他人が笑っているときこそ危険…といったように、頭では危険でないとわかっていても危険だと発するブリーフシステムがあります。

心のアプローチをするためにはこのブリーフシステムに振り回されず、手放すことが必要です。

関連エントリ:ブリーフシステムとセルフイメージ

 - 不安との付き合い方