強迫観念/強迫行為のみの強迫性障害ってどんな感じ?

記事の画像はイメージです。特定の人物を指すものではありません。

      2016/12/08

この記事を読むのにかかる時間: 245

本日のテーマは『強迫観念/強迫行為のみの強迫性障害』についてです。

強迫性障害と言えば手を洗ったり何度も確認したり…という行為が主な症状と思われがちですが、その奥には実は強迫観念が存在します。

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強迫観念って具体的にどんなもの?

強迫観念は『繰り返し頭の中で生じる嫌な考え』とされています。

私の場合は普通にあれこれと心配している状態のときよりも、強迫観念が出ているときの方が発作的で急かしてくる感じがあります。

発病後すぐは心配と強迫観念の違いがあまりわからなかったんですが、発病3-4年経つと急かし方ととんちんかん度の高さで見分けがつきます。

不安を基本とした病気なので、心配と強迫観念は同じカテゴリーだとは思うのですが、体験すると違いが明確って方も多いんじゃないかな。

どうでしょう?強迫性障害の方がいらっしゃったら、教えてくださると助かります!

 

強迫観念/強迫行為のみの強迫性障害

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強迫観念のみの強迫性障害、強迫行為のみの強迫性障害も診断基準的にはあり得ます

日本で使われているDSMでもICD-10とかでも、『いずれか』っていう表現があります。

途中で病態が変わることもあるので、観念タイプ/行為タイプの強迫性障害です、両方持ってるタイプですって言われることはまずないとは思いますが。

 

強迫観念のみの強迫性障害は2種類では?

ここからは私が思うところですが、強迫観念のみの強迫性障害は2種類に分かれているのでは?と感じています。

まず1つは頭の中で強迫行為をしているケース

私自身、小学校高学年になると人前では恥の感覚から強迫行為を少しでも隠そうと思って脳内での強迫行為をしていました。

例えば数を数えるとか特定のイメージを想像するとか。

それだと、苦痛度は強迫行為を実際にしているのとたいして変わりません

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一方でもう1つは、強迫行為や観念にとらわれにくくなっている『よい状態』です。

強迫観念はやってくるんだけど、不安で行為をするわけじゃないというなら寛解に近い素敵な状態ですよね。

同じく強迫観念も流せるようになってくれば、より寛解に近いです。

 

強迫行為のみの強迫性障害

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強迫行為のない強迫性障害(強迫観念のみの強迫性障害)についてはたまに見聞きするのですが、強迫行為のみの強迫性障害ってあんまり聞いたことがありませんよね。

ふと自分を思い返してみると、強迫観念に気づかずすでに強迫行為をしていたことは何度かあります。

そういうときって、不安度は観念がない分低いのですが、強迫性障害にはつきものの『恥の概念』が薄くなるような気がするんです。

人前でも気が済むまで頭振ったり、コップに口をつける→離すを繰り返したり…。

ただ、強迫性障害にはつきものの不安感や焦燥感がないまま行っているので、ほぼ無意識ってあたりが強迫性障害っぽくないような気がします。

人によっては強迫性障害と合併しやすいトゥレット症候群とかを疑われることもあるかも。

どちらにしても、大事なのは自分の困っていることに対して適宜アプローチしていくことかとは思います。

 - 不安障害・気分障害