ほどほどの好き嫌いでも子どもの健康に悪影響を与える(米研究)

記事の画像はイメージです。特定の人物を指すものではありません。

      2016/11/24

この記事の読了時間: 218

好き嫌いの多い子はかんしゃくが…とか、好き嫌いはダメ!と言われて育った方も多いのではないでしょうか?

私もそんな1人ですが、実は子供の偏食は小児うつ・不安などのメンタルヘルス面でも悪影響を与えることがわかりました。

以下、サイエンスデイリーより。

スポンサーリンク


子どもの好き嫌いとメンタルヘルス

8月3日に発表された小児科ジャーナルによれば、デューク大学が研究したおよそ1000人の2-6歳の子どものうち20%以上が偏食であることがわかりました。

18%は深刻というほどではないものの、3%は深刻な偏食で、メンタル面における影響があったとのこと。

264

デューク大学が3433人の子どもを研究したところ、中等度および重度の偏食を持つ子供は不安やその他のネガティブな精神症状を生じる率が、軽度の偏食もしくは偏食のない子に比べて2倍になることがわかりました。

研究者のナンシー・ザッカー氏は『障害は子どもの健康や成長、社会的機能や親子関係に影響を与え、子供にとっては信頼感の喪失を、親にとっては問題に対する非難を感じさせる』と述べています。

今回の研究では適度な好き嫌いと精神疾患の関連性は見られませんでしたが、重度の好き嫌いがある子供たちにうつ病の可能性があることなども指摘されました。

筆者注※ここでの『重度の偏食』とは特定の食品のみを食べることで他人と一緒に食事をするのが難しいケース。

中等度は限定された食品しか食べない場合で、特定の食べ物のみが嫌いな場合は偏食に含めていません。

題名:Even moderate picky eating can have negative effects on children’s health
URL:http://www.sciencedaily.com/releases/2015/08/150803083343.htm
出典:Science Daily/Duke University Medical Center

 

日本の子供たちは?

265

日本では野菜ジュースなどでおなじみのカゴメが2011年に3歳から中学生までの子どもとその母親を対象に野菜の好き嫌いについてのレポートを発表しています。

子どもの野菜の好き嫌いは合計60.8%、小学校低学年までの子どもでは67-68%に見られます。

親の嗜好も子どもの好き嫌いに影響を与えているとのことですので、親も積極的に自分の好き嫌いを直す必要がありそうですね。

出典:子どもの野菜の好き嫌いに関する調査報告書 http://www.kagome.co.jp/company/news/n_pdf/110829.pdf

 - メンタル関係の研究結果