若者におけるSNSに使う時間とメンタルヘルスの問題

記事の画像はイメージです。特定の人物を指すものではありません。

      2016/11/24

この記事を読むのにかかる時間: 347

Twitter、FaceBook、インスタグラムなど数多くのSNSサイトがありますよね。

私自身もTwitter、FaceBookは使っていますし、インスタグラムやピンタレストのアカウントもあります。放置してますがw

そんなSNSと若者に関する研究結果を紹介します。

スポンサーリンク


SNSで精神状態が悪化!?

 

Mary Ann Liebert社の査読ジャーナルに掲載されている『心理学的観点から見たSNSと行動』によれば、1日に2時間以上FaceBookやTwitter、インスタグラムなどのSNSを利用することは、希死念慮、心理的苦痛を与え、精神衛生・精神健康上の悪い影響を及ぼす可能性が高いことを示唆しています。

研究結果は重要なメッセージを若者の父母に送るとともに、SNSサイトでのメンタルヘルスサポートサービスの提供を向上させる機会を提案してもいます。

 

中高生を中心に調査!

カナダでのSNSとメンタルヘルス研究

Sampasa-Kanyinga H1氏とLewis RF氏はカナダで以下のような研究を行いました。

筆者注:NCBIより概要を記載します。

7-12年生(筆注:12-17歳程度に相当)の753人のオンタリオの学生のデータを使用。平均年齢は14.1歳、55%が女性です。

SNSを使用した時間とメンタルヘルスの関連性を調べたところ、1日にSNSに充てる時間が2時間以上と答えた学生は25.2%でした。

54.3%は2時間以下、20.5%はSNSを利用していないとの回答となりました。

メンタルヘルスへの課題を持つ学生は、そうでない学生に比べるとSNSの使用が1日2時間以上になる可能性が高いこともわかりました。

1日2時間以上のSNS使用は、自己評価の低さや心理的苦痛、希死念慮の高さとも関連しています。

研究結果は、メンタルヘルスに問題を抱える学生はSNSのヘビーユーザーであることが多いことを示唆しています。

参照:Frequent Use of Social Networking Sites Is Associated with Poor Psychological Functioning Among Children and Adolescents.(http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26167836)

 

SNSを使ったプロモーションに期待

SNSをメンタルヘルスプロモーションに活用

カリフォルニア州サンディエゴにあるインタラクティブメディア研究所のブレンダ編集長(博士、MBA、BCB、BCN)は以下のように述べています。

『私たちは問題となるSNSサイトが解決策でもあるとみることができる』と。

また、彼女は『サイト上に若者たちがいるのだから、SNSサイトは公衆衛生やサービスプロバイダーが若者に手を差し伸べ、知識のない若者とつながり、健康に関するプロモーションやサポートを提供するのに最適な場所だ』とも述べています。

題名:Time spent on social networking sites linked to mental health problems in teens
URL:http://www.medicalnewstoday.com/releases/297223.php
参照:Medical News Today

日本のSNS利用率は?

日本の若者とSNS
ICT総研による2015年度のSNS利用動向調査が発表されていました。

2015年末には日本のSNS利用者は6451万人に達すると予想されており、日本でもSNSの利用率はどんどん上がっています。

2013年の全国ソーシャルメディアユーザー1000人調査では1日の利用時間は78分が平均となっていました。

また、森永乳業のアンケートではスマホの利用時間とストレスの関係性が示唆されるなど、日本も他人ごとではないなという感じがしますね。

URL:https://www.morinagamilk.co.jp/corporate/release/2015/0413_2399.html
URL:http://ictr.co.jp/report/20150729000088-2.html

追記:上手にSNS断食をする『デジタルデトックスのやり方』をまとめました↓

ネット断食/デジタルデトックスの効果とやり方を解説!

 - メンタル関係の研究結果