児童精神科と普通の精神科の違いって何?何歳までの子どもに対応?

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      2016/12/07

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今回は、子供と不安障害・気分障害をテーマに『児童精神科と精神科』について紹介したいと思います。

ちなみに児童精神科という名称のほかに小児精神科という名称もあります。

小児科や心療内科などで子どものメンタルヘルスについて相談すると、児童/小児精神科を紹介されるケースも少なくはありません。

どれくらいの年齢が対象なのか、大人の精神科との違いは、といった部分をできるだけわかりやすくまとめてみました。

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児童精神科が扱う年齢は15歳以下が基本

児童精神科は『児童』を対象にしており、基本は15歳以下のお子さんを患者としているのが基本です。

14歳と書いてあったり18歳と書いてあったりもしますので、実際に行く病院での対象となっているかはチェックしたほうがよいです。

とはいっても、法令で決まっているわけではないのでそこまで神経質になる必要はありませんが、20歳を超えると普通の精神科を勧められるとは思います。

 

子どもの精神疾患は大人と違うの?

子どもの精神病と大人の精神病の違い
子どもの場合は大人と違って、精神疾患の症状が非典型的になるケースがあります。

例えば体の方に症状が出やすかったり、私も強迫性障害においては強迫行為そのものよりも腹痛や体調不良などの方が目立っていました。

また、うつ病に関しても大人のように『落ち込み・悲しみ』という側面よりも『イライラ・かんしゃく』が目立つ子が多くみられます。

大人と違ってまだ言葉が発達していないことから、自分自身の症状をうまく伝えられないデメリットもあります。

治療については薬物治療もありますが、それ以外にも認知行動療法などを中心に治療していきます。

大人よりも薬物治療の可能性が低くなることが多いようです。

 

やっぱり『児童』精神科医の方がプロではある

児童精神科は子どもの精神疾患治療のプロ
同じくらいの距離に児童精神科と普通の精神科があるなら、児童精神科に行くことをおススメします。

大人とは違う、子供にのみ出やすい症状を上手に見分けて、早期のうちに治療を始められる可能性が高いからです。

また、学校やスクールカウンセラーとの連携がしっかりできている病院も多いので、通院しながらの学校生活という面でも児童精神科が適しています。

なお、自他への危害を加える可能性が高いときは入院もあり得ます。

 

主治医との関係性は重要

児童精神科に通い始めたはいいけれど、子供と主治医がうまくいっていない…というお悩みも意外と多いです。

特に小学校高学年以上になるととても敏感で、児童精神科医を『子ども扱いする人』ととらえることもあります。

この辺はお医者さんの治療方針やさじ加減もあるのですが、いずれにしても患者がストレスなく通えるのが一番というのは、すべての診療科に言えること。

主治医に対する不満や愚痴が一度二度ではなく、数か月継続しているなら、別の児童精神科か大人の精神科に通ってみるのもよいかもしれません。

 

私は11歳で大人の精神科に行きました

過ごしやすさも児童精神科の魅力
個人的な体験としては、住んでいるところが田舎なので児童精神科がなく、11歳で大人の精神科に行きました。

真っ暗だし暗闇から入院患者のおじさんが登場するし…怖かったです:;

後に児童精神科・小児精神科というものを見た時には『すごい!オシャレ!』と思いましたね^^;

子どもが安心して通えるように作られているところが多いので、内装にも気を配っているみたいです。

大人の精神科もリラックスできる場所が多くはなりましたが、子どもへの安心感という意味では児童精神科の勝ちかなと。

 

まとめ

児童精神科の選び方
・児童精神科は子どもの精神疾患のプロ

・第一選択は通いやすい位置にある児童精神科

・ただし主治医との関係性が悪い、主治医に対して子どもがストレスを感じるなら転院を

・周辺に児童精神科がない場合は、せめて明るい雰囲気の精神科をチョイス!

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