【書評】『無意識はいつも正しい』の歩き方-不安な人専用

記事の画像はイメージです。特定の人物を指すものではありません。

      2017/07/17

この記事を読むのにかかる時間: 514

今回は書評に挑戦!クスドフトシさんの『無意識はいつも正しい』が不安な人にどれくらいおすすめできるか、読んでみて感じたことをまとめていきます。

潜在意識っていうと願望実現に使われることが多いですが、実はメンタルの調子を整えるのにも向いていたりします。

私自身も潜在意識を活用したアプローチはよく利用しますし、メンタルを整えた後に願望実現…ってときにも活躍するので一石二鳥な感じもあります。

とりあえず今回は願望実現は置いておいて、不安になりやすい問題に対して使える部分があるかを考えてみました。

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無意識はいつも正しい

無意識はいつも正しい!のレビュー
今回紹介する本は『無意識はいつも正しい(ワニブックス)』です。

私が普段から愛読しているブログ『世界はキミのためにある!』の管理人であるクスドフトシさんの初の著書です。

とりあえずね、表紙の手触りがいいw

価格は1300円(税抜)で別にすごい高い本ではないのに、なぜか手触りがいい……!!

9月30日追記:Amazonで販売再開したようです^^

 

書評の基準

ここで簡単に今回の評価基準を述べておきますね。

まず、当サイトの読者さんにとってもっとも大切な点(と私は思っています)、不安について。

不安を抱えやすい人、神経質な人に向いている内容がどれだけあるか、有用性が高いかを基本基準として評価していきたいと思います。

私の知識、経験をフトシさんの書いた内容に照らし合わせて、当サイトに来てくださったあなたにどれだけ勧められるかを考えてみました。

 

文体や雰囲気・構成 ★★★★★

文体は読みやすい本
文体は柔らか目、中学生以上なら問題なく読めるはずです。

専門用語もたまに登場しますが、わかりやすく言い換えてくれているので特に違和感なく読み進められるなと感じました。

構成は『私たちが見逃しがちな点を実験・解説・たとえ話で提起→さらに詳しく解説→メソッドや改善・改良点を解説』といった感じ。

私の読了時間は1時間程度です。ユーモアに対して抵抗がなく、潜在意識にも興味がある不安持ちさんにはおすすめです。

 

この本は『使う』本です

小説やエッセイは読んで『あー楽しかった!』とか『この人はこんなことを考えてたんだなぁ』という色合いが強いです。

対して自己啓発書の場合は実践が何より大事

すべてのメソッドを7日ずつやれば112日かかるのですが、ゆっくりでもよいので実践する気持ちを持ってこの本を読むことをおすすめします。

このあと、不安持ちさんがこの本のメソッドを実践するときの注意点や順番を解説します。

 

不安対策にどれだけ使えるか?★★★★☆

全5章のうち4章が不安に関するもの
本書は全部で5章+作者紹介の0章で成り立っています。

このうち『不安・悩み』の文字が入っているのは2章だけ。

ですが、内容的には1章、2章、3章、5章が不安対策に向いています

4章のみ願望達成の色合いが強いかな、という印象。

 

治療中の方のメソッド実践におススメの順番

ここからは買った前提でいきますねw

ここでの対象は急性期を抜けたけどまだ症状が安定していない方、日常生活を送るのが大変難しい方などです。

まず、第一選択はメソッド5とメソッド12

これは体からアプローチするタイプのメソッドですし、ぶっちゃけ私はもうすぐサイトで公開しようと思ってたものに近い!

どちらかといえば即効性もあるので、ここからスタートが望ましいと思います。

自己観察,自愛,クスドフトシ,無意識はいつも正しい,不安,潜在意識,願望達成次に挑戦したいのはメソッド6

これは自己観察にすごく役立つメソッドで、忙しい日々を送りながら不安と向き合ってるって方には特に向いていると思います。

さて、お次はメソッド7,14,15

方向性は自愛やウニヒピリケアに近い部分があって、うまく自愛できない人にも試してほしい内容となっています。

私自身、昨日メソッド15を試してみたんですけど、習慣にすると心が落ち着くかも?と思いました。

とりあえず、ここまでの6つのメソッドが不安障害・気分障害治療中の方におススメのメソッドです。(これに適宜メソッド16を+するのもよいです)

ここをクリックするとフローチャートに飛びます。

 

寛解した/寛解間近の方のメソッド実践におすすめの順番

寛解したけど不安な人におススメのメソッド
治療中の方のメソッド実践に続いて、寛解した、症状が落ち着いてきた方には上記の6つの次に1,2,4のメソッドをおススメします。

これらは自信をつけたり物事の見方を正してくれるメソッド。

その後、3,8,9,13、10や11などを好きな順で行っていくとよいかと。

 

治療中の方(急性期・寛解前)におすすめしないメソッドは?

治療中の(寛解していない)方にはメソッド3,8,9はあまりおすすめしません。

まず3については、ネガティブ思考のループにハマりやすいことから。

不安障害の人がこれをやったらぐるぐるネガティブな方に繰り返す可能性が高いです。

p.66の『佐藤さん』の質問に『確かに!』と思えない人は、まだメソッド3をやらない方がよいと思います。
フィルターがかかっているとメソッドが逆効果に
メソッド8については、認知の歪みがある状態ではフィルターがかかって自責感のみにさいなまれて終わる危険性があります。

ある程度上述した6つのメソッドに慣れてフィルターが外れてからの方がよいと思います。

9も理由は似ていて、急性期だとステップ2で自責感にさいなまれて終わる危険性が高いです。

 

まとめ

無意識はいつも正しいへの総合評価は星4つ
・これは、読んで実践する本です

・寛解間近の方ならすべてのメソッドを駆使してさらに安心感を得られます

・治療中の方はメソッド3,8,9に注意して行うとGood!

・総合的におススメ度が高い本ですが、極端に低い自己認識下では自責感につながる可能性があるので☆1つ減らしています。

健康もしくはそれに近いくらいの自尊心があれば問題ないです

不安持ちさんにおススメのメソッド順をイラストにしてみました。↓

不安に悩む人が『無意識はいつも正しい』のメソッドを行う時の順番

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