自分はブスという思いこみが引き起こす問題-TED動画から考える

記事の画像はイメージです。特定の人物を指すものではありません。

      2017/07/17

この記事を読むのにかかる時間: 634

こんにちは^^はなみ れいです!

今回はちょっとだけ女子向けの記事かな?

ただいま気になる病気の1つが『身体醜形障害』で、これは極端に低い自己価値観が特徴なんです。

なので、自己価値観・自分への評価という観点から動画を見てみると楽しいかも!

そして、日本ではどうなってるんだろ?ってところも簡単に解説していきます♪ではでは、まずはTEDの動画から。

日本語字幕は右下のLanguageからJapaneseを選べばOKです!

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自分をブスだと思うことはなぜ悪い?

少女の自尊心大使としてロンドンを中心に活動しているミーガン・ラムジーさんによる講演です。

動画を見たら要約はふっとばしてこちらへどうぞ^-^

 

要約1.外見至上主義の現状は?

月に1万人もが私ってブス?とググっている

・今の10代は1人になることがない

・いつもネットとつながっていなければいけない重圧感

・プライバシーもなく、社会的プレッシャーがある

・オンラインの子供たちはいいねの数やコメントの数で自分の価値を判断

・オンラインとオフラインの判断がない(画像修正や痩せすぎを信仰する価値観)

・男の子も例外ではない(くっきりした顎や腹筋など)

 

要約2.外見至上主義の問題は?

・問題はイメージ先行の文化ではほかの個性が犠牲になる

・女子の10人中6人が容姿でやる気をなくす

・10代の若者のうち3分の1が授業での議論に不参加(容姿に自信がないため)

5人に1人が自分の容姿に嫌気がさすと学校に行かない

・テストでは自分の容姿に自信がない子はそうでない子よりも点数が低い

・17%の女性が自分の容姿に自信がないと思う日は仕事の面接に行かない

・実際の体重ではなく、自分がどう見えていると『思うか』が大事なので、美の追求に終わりがない

・容姿に自信のない10代は運動不足、食事量が少ない、不健康なダイエット、摂食障害、うつの危険性

 

要約3.解決のための3つの方法

大人が子供の自尊心を守るために
・容姿に頼らない自信の持ち方を大人が教える

・子供たちに『あなたそのもの』が好きだと伝える

自分自身や社会がよいロールモデルになる

・自治体や会社の協力が必要(個性や人との違いに価値を見出せるように)

ミーガンさんは最後に、学校の履修項目の1つに『自尊心』という項目を作ろうと述べています。

 

日本の『自分 ブス』はどれくらい?

今回、2つのサービスを使って『自分 ブス』と検索する人はどれくらいいるのか、いつごろからそういう検索が増えたのかをチェックしてみることにしました。

まずは、数を調べるためのGoogle キーワードプランナーというもの。

もともとは企業がWeb上の広告を出すときに、そのワードにどれくらいの需要があるかを調べるシステムです。

『自分 ブス』での検索結果は…
自分、ブスと検索する人の数は
常に2000-2500を維持してました。。

そのほかに『自分の顔 キモい』でも検索をかけてみると…
自分の顔、キモいと検索する人の数は
更に増えました:;これは検索ボリュームの傾向というもので、確実な検索数ではないものの、けして少なくはないようです。

じゃあ、いつごろからこういう検索が増えたの?ということを調べてみよう!と思って、今度はその言葉のトレンド具合がわかる『Googleトレンド』を使ってみました。
自分がブスだと検索され始めたのはいつから
2012年5月頃からグーッと上がってきています。

最後にドン!と落ちているのは今月がまだ6日しか経っていないためです。

MM総研さんのスマホ普及率の話を考慮すると、スマホで気軽に検索したり、上述のミーガンさんが言うとおり、SNSで自分との比較をしたり…ということも考えられますね。

 

身体醜形障害(醜形恐怖症)って?

実はこの身体醜形障害(醜形恐怖症)、強迫性障害の一種です。

強迫的に美容整形を繰り返したり、鏡に対してのこだわりがあったりと日常生活を送れなくなってしまいます。

アメリカでは2%程度の有病率、日本ではまだ大規模な研究はないので人数はわかりませんが、同等程度では?と考えられます。

なお、発症しやすい年齢は16-18歳くらい、早ければ4-5歳からもあり得るそうです。

先ほどのスマホ・SNS関係で言うと、ロケットニュース24さんから『撮りすぎに注意! 「自撮りにハマる人は身体醜形障害の可能性がある」と専門家が指摘』という記事が上がってました。

ほかには、為になる?質問ある?まとめさんが『二十歳で重度の身体醜形障害だけど質問ある?』という記事で実際の患者さんの体験を紹介しています。

 

『自分の顔キモい』は身体醜形障害予備軍?

自分はブス、自分の顔はキモいと悩む人へ
今回のミーガンさんの話を聞いて、そして身体醜形障害(醜形恐怖症)について調べてみて、個人的に『自分の顔 キモい』『自分ブスすぎる』と本気で思っているなら、それは身体醜形障害の予備軍ではないか…?と感じました。

もちろん1人で嘆いているのも危険ですが、それ以上に『何かで補完して安心を得る』のであれば、危機感が必要だと思います。

例えば、美容整形を受けて安心する、メイクで安心する、可愛い服やアクセサリーで安心する、自撮りを褒めてもらって安心する…これは危険な兆候ではないでしょうか。

よく、『私ホントブス…』と言いながら自撮りをアップロードして揶揄される人がいますが、『SNS上でのコメントで不安を解消している』可能性があります。

 

美容整形、メイク、アクセサリー、自撮り…普通に使えば全部問題ないし、自分をもっと明るくしてくれます。

私もメイクは楽しいし、将来機会があったら1回くらい整形を受けてみるのもいいかなと思います。

でもそれは、『満足』であって『自分の不安を解消する道具』ではないんじゃないかなということを感じます。

 

じゃあいったいどうしたらいいの?

身体醜形障害(醜形恐怖症)の病院での治療と名医
まず、自分が病的な状態では…?と思うのなら専門医にかかっての治療をおすすめします。

見た目が気になりすぎてこだわりや強迫行為っぽいものが出ているとか、常に整形しないと不安などがあれば、一度医師に診てもらった方がよいです。

醜形恐怖関連の著書の多い鍋田 恭孝先生が勤務されている『青山渋谷メディカルクリニック』や年齢によって思春期外来、児童精神科もよいかもしれません。

病院で治療するとなると、やはり中心はSSRIを使った薬物療法、認知行動療法、カウンセリング(院外も含む)を通した心理療法となります。

強迫性障害の治療とそこまで変わらない感じかな、と思います。
身体醜形障害(醜形恐怖症)の対処法としての自己観察・自愛
病気ではないと思うけど、自分の顔や体を愛せない…という方には当サイトでも紹介している『自愛』をやってみてください。

自分に対しての否定的な気持ちが強すぎるなら、『自己観察』からのスタートがよいと思います。

それから、結構勇気がいるかもですが思い切ってSNSを止めちゃう!とかね。

無理なら週末の1日だけでも、SNSから離れて自分の心と向き合う時間を作ることも大切です。

ネット断食の具体的な効果ややり方については以下の記事を参考にしてみてください。
ネット断食/デジタルデトックスの効果とやり方を解説!


hanami7長くなりましたが、体に対する自尊心も大事なことの1つという思いから記事を書きました。

もしも見た目のことで悩んでいる方が近くにいる場合、シェアしてくれればありがたいです:;

 

参考サイト:

小さなことが気になるあなたへ OCDコラム醜形恐怖症/身体醜形障害とは

 - コラム・書評