新生活の不安解消!新入学、就職のときに気をつけたい5つのポイントと対策法

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      2017/07/17

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入社、新入学を控えていると期待もありますが不安もあって、常に緊張したような状態が続くことがありませんか?

でも早く新しい環境に慣れたいし、頑張りたい!と思う方ももちろん多いと思います。

そこで、今回はメンタル弱めで敏感な人が新しい環境に適応するための基礎知識と、これだけは避けておきたい!というポイントと対策法を紹介します。

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適応のための基礎知識

まずは新しい環境に適応するときにこんなことが起きるよとか、これくらいの時間がかかるよといった、概要の部分を見ていきましょう。

マラソンで言えば走るコースの下見みたいなものです。

どんなコースか知らないと、いくら方法論を試してもうまくいかないので、ここは重要なポイントです。

 

長さは数か月から半年を見積もる

新しい環境に慣れるのにどれくらいかかるかについて、決まった公式があるわけではありません。

ここは個人の成育歴、環境変化の大きさなどさまざまな要素が絡み合う部分です。

ただ、少なくとも数か月は見ておきたいところです。

もともと敏感、繊細、人付き合いが苦手と感じているなら半年以上を見てもいいくらい、ゆっくり取り組んでいくものと考えましょう。

 

どの時点かでスランプを経験する

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よく研究で出てくるのは異文化に適応するときの流れです。

W曲線、U字曲線があるのですが、その辺は別途調べてみてください。

どの曲線でも、あるいは曲線に当てはまらなくても重要なのは『何度かのスランプを体験する』ということです。

どんなに優秀な(優秀に見える)人でも、失敗は織り込み済みなんです。

スランプは環境に慣れるための階段のようなものです。

スランプが来たら『もうダメだ』と思わず、適応する流れの『スランプ期』に来ているだけで、抜けられるものだと考えておきましょう。

 

以上2つの基礎知識を踏まえて、次に新しい環境に慣れるためにこれは注意したいということを紹介します。

私も実際に陥ったパターンで、社交不安やうつのきっかけの1つともいえる痛恨のミスなので、同じ轍を踏む人が減れば…!と思っています。

 

NGポイント1.予定を入れまくる

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新しい学校、会社、一人暮らしなど新生活が始まる3月4月は、社会全体が活気があり、流れに乗りたくなりますよね。

ですが、流れに乗り過ぎて予定を入れまくると、早ければ1ヵ月か2か月、遅くとも1年持たずに燃え尽きます。

いわゆる5月病、6月病になってしまい、急に何もやる気がしなくなる可能性も。

もちろん出なければいけない用事・イベントはあると思うので以前とまったく同じというのは無理ですが、自分で調節できる部分は調節する必要があります。

 

私の体験

大学入学後は朝5時起き、夜9時くらいまで予定が入っている状態が半年続きました。

1年生のうちは授業が多いのでその部分はしょうがないとしても、そのほかにサークル、習い事、趣味の集まり、友達と会う、クラスの集まり等々、何かしらやらないと!という気分がありました。

半年後には主に身体に限界が来て、サークルを辞めました。

 

チェックと対策

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今までの帰宅時間や予定の数、新生活になってからの帰宅時間や予定の数を書きだして見比べてみてください。

個人の感覚なので絶対ではないですが、4割以上多くなっていると注意が必要だと思います。

あとは微調整して自分に合ったペースをつかむのがおすすめです。

 

NGポイント2.過剰適応

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適応障害っていうと『環境に慣れない』イメージがありますよね。

ですが、実は急に環境に慣れ過ぎる『過剰適応』も問題になることがあるんです。

形としては周囲の環境に馴染んでやっているけれど、心理的な幸福感や安心感が全然ない状態です。

周囲からはうまく適応できているように見えるため、わかりにくいという危険な特徴も持ち合わせています。

あんなに明るい人が適応障害に?という場合、過剰適応のケースが少なくありません。

 

チェック

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日記とかメモとか書くのに抵抗がないよって方は、ぜひ1週間に1回くらい『嬉しかったこと』『悲しかったこと』『つらかったこと』『楽しかったこと』等を書いてみてください。

数週間分まとめて、以下の点に注意しながら見てみてください。

 

・書くことが少なくなっていないか→感情が鈍化していないか

・悲しかったことやつらかったことが極端に少なくないか→慣れない環境でつらい・悲しいのは当たり前だがそれを抑えていないか

 

書くのは苦手、めんどくさいという方は同じ要領で頭で考えてちょこちょこチェックしてみるだけでもOKです!

 

対策

まずは自分が安心できる場所で、感情を出すのがおすすめです。

実家に帰ったり地元の幼馴染に会って話すなど、自分を認めてくれる人のところでリラックスした時間を過ごしてみてください。

また、以前『いい人をやめる』というテーマで書いた記事があるので、こちらも参考になれば幸いです。

いい人をやめるにはどうする?いい人を続けてしまう理由と解決法

 

NGポイント3.がらっと変える

今までの性格や生き方、物の捉え方をすぐに変えることは不可能です。

ってわかってても、なんだか新しい生活に入ると自分がまっさらに生まれ変わったような気分になることもあると思います。

その上環境が変われば1から知り合う人も増えて、そういう人の前ではあらゆる自分を演じられますしね。

でもここで自分を丸ごと変えようとしてしまうと、不適応もしくは過剰適応を起こして5月病、6月病になるリスクが高まります。

 

私の体験

大学入学を機に明るくて社交的な私になろう!と決意しました。

敏感な自分の体質などを無視して『明るい・社交的』ばかりを重視した結果、ひずみが起きて最終的に精神科へ。

うつと社交不安が治るまでには2-3年かかって、明るい大学生活どころか留年までしました…。

 

対策

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自分なんて悪いところばかりだし、この期に生まれ変わりたい!と思う場合でも、変えるのは1つずつ行いましょう。

また、性格は行動の積み重ねで変わっていくものです。

なので目標は性格を変えることよりも、行動を変えることに重きを置いた方がよいです。

その上で、難易度の低いものならベストです。

例として『暗い性格をどうにかしたい』場合を挙げます。

 

目標のNG例:とにかく暗い性格を変える!

何をやっていいか漠然としていて、力の無駄遣いになる可能性があります。

あるいは『明るい性格の人がやりそうなこと』を全部やって、燃え尽きるかもしれません。

 

目標のOK例:1日5人のクラスメートにあいさつする

全体の目標である『暗い性格を変える』ことにつながる現実的な目標です。

最初は3人にして、慣れたら10人といった増やし方も可能です。

 

NGポイント4.食べる・寝るをおろそかにする

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食べること、寝ることがおろそかになると、身体も心も電池切れに陥ります。

新しい環境に慣れようとあれこれしてみても、電池切れの機械を動かそうとするような感じで、特に何もいいことは起きません。

それどころか人間の心と身体の場合はさまざまな不調につながります。

もちろん新生活は忙しいので絶対に何時間寝るとか、絶対に栄養バランスに気を配るのは難しい部分があると思います。

なので頭に留めておくというか、たまに気に掛けるくらいでも大丈夫です。

ちょっとしたときに『自分最近寝れてるかな?』とか『ビタミンとか摂れてるかな?』と考えてみることをおすすめします。

 

私の体験

上記の『予定を入れまくる』をしていたころは、睡眠時間が1日4-5時間でした。

以前に比べて1日2-3時間減った睡眠時間に慣れるわけもなく、こちらも半年で限界がきました。

現在は旅行中でも出張中でも必ず6時間以上は寝る、寝れなくてもベッドに入って目をつぶるようにしています。

 

NGポイント5.不調を放っておく

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新しい環境になったんだし、不調くらいあるよね…って放っておくことは実はかなり危険です。

新しい環境だと不調が起きやすいのは確かですが、慣れた環境と違って不調が長引きやすい、どんな風に症状が急激に変化するかわからないというリスクがあります。

心の不調については、2週間を目安にしてみてください。

2週間経っても心の状態がまったく改善しない、それどころか悪くなっていると感じた時には精神科へ!

 

まとめ

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適応の基本

・ある程度の時間(不安気味な人なら半年くらい)はかかると見越しておく

・どんな人でもスランプを経験することを知っておく

 

適応の際のNGポイントと対策

・予定を入れまくる→新生活前・新生活後の予定をチェック、随時ペースを調整

・過剰適応→感情がなくなっていないかチェック、必要に応じて気分転換や病院受診

・今までの生き方を変える→1つずつ、現実的な目標で変えていく

・食べる・寝ることをおろそかにしない

・心の不調は2週間を目安にして病院受診を

 

よいスタートも大事ですが、それ以上にそれぞれのペースで楽しく走れるよいレースになるように願っています!

 - メンタルのためにできること