味がしない…?ストレスで味覚障害が起きる原因と治療、対処法

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      2016/11/22

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基本的には年齢を重ねた人がなりやすい味覚障害。

最近は若年層でもストレスなどと関係した味覚障害になることがあり、私もうつ病のときに『味がしない』という体験をしました。

ストレスと味覚障害の関係、どんなふうに治療していくか、簡単にできる予防法や対策を紹介していきます。


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味覚障害の症状

まずは簡単に味覚障害の症状を見ていきます。

代表的なのは食べものの味がしない、何も口に入れていないのに苦みがある、辛みや甘みなど特定の味がわからなくなるといった症状です。

なお、味覚障害の症状のなかでも最も多いのは『味がわからなくなる』という味覚減退です。

味覚障害患者のうち7割は味覚減退を持っていると言われています。

 

一時的な味覚障害は心配なし!

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風邪や火傷、舌を傷つけてしまったことによって一時的に味がわからなくなることがあります。

これは舌の表面についている舌苔が厚くなっていることが原因で、時間が経って元に戻れば味覚も戻りますので大きな心配は要りません。

舌苔が厚くなると、食べ物が舌に触れた時の味刺激が味覚のセンサーまで届かなくなります。

長くても2か月程度で味が戻るので、風邪や感染症を境に味覚障害になっても、味覚以外の症状が出ていなければ受診しなくてもOK。

ゆっくり舌の回復を待ちましょう。

 

ストレスと味覚障害1.舌苔の厚み

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ストレスによる味覚障害も、上述の風邪による味覚障害と同じで舌苔が厚くなることが原因です。

ただし問題となるのは、黙っていれば治るケースばかりではないということ。

なんらかの対策を取らないといつまでも味覚障害が治らないことも十分考えられます。

 

ストレスと味覚障害2.口が乾燥する

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ストレスを受けると唾液の分泌が悪くなり、口の中が乾燥してしまいます。

唾液は食べ物に含まれる味刺激(物質)を味覚のセンサーまで届ける役割を担っているので、唾液が減ると味刺激がセンサーまで届きません

また、唾液が少ないことで口の中がこすれて炎症を起こし、味覚のセンサーが傷つくこともあります。

抗うつ薬や抗不安薬は口が乾燥するという副作用を持っているので、薬物治療中の方は特に注意が必要です。

 

味覚障害の治療と検査内容

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味覚障害の治療は主に耳鼻咽喉科で行われますが、ストレスによる味覚障害が疑われるときは心療内科での治療もあります。

亜鉛の減少はストレス如何に関わらず味覚障害の原因の1つですので、血液検査で亜鉛やいくつかの物質が体内にあるかをチェックします。

他には、口の乾燥度合を調べるためのガムテスト(どれくらい唾液が出るかのテスト)や心理テストも一般的です。

治療では亜鉛の錠剤の摂取や心理療法がおこなわれます。

 

私の味覚障害体験記

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私は、うつ病の際に数か月間味覚を失ったことがあります。

当時は抗不安薬が最大容量、睡眠薬も飲んでいたので口の渇きがひどくて水を飲まなきゃいけないのですが、水に関する強迫行為があるので飲んだら苦痛というパターン。

だんだん水をあまり飲まなくなって、それに伴って味覚減退もひどくなりました。

おいしくないので当然食事量が減り、数か月で7kgか8kgくらい痩せた思い出があります。

味覚障害を治すためにあれこれしたことはないのですが、うつ病を治すために生活習慣を整えたりストレス環境の改善に挑むことで、結果的に味覚障害も治りました。

 

ストレスによる味覚障害対処法1.舌苔ケア

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舌苔が厚くなることが味覚障害の原因の1つですので取らねば!と思う方もいるかもしれませんが、実は取りすぎはアウト。

敏感な器官ですし、乾燥しやすい場所でもありますので舌苔の汚れを取ろうとして逆に乾燥→味覚障害を悪化させる原因にもなります。

舌苔が多く、ちょっと黄色っぽい場合などは舌苔専用ブラシで優しく取りましょう。

あるいははちみつをスプーンに少し取って、舌の上で転がすのもおススメ。

はちみつに含まれるプロアテーゼが舌苔の主成分であるタンパク質を溶かしてくれますし、殺菌作用もあります。

 

ストレスによる味覚障害対処法2.水分摂取に気を付ける

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ストレス性の味覚障害では口の渇きが問題となります。

ですので、まずは1日に必要な水分量(飲料水で)1.5Lをしっかり補給することを習慣にしましょう。

私は味覚障害の時に水分摂取を怠ってますますひどくなったので、経験上からも推奨したい方法です。

水の温度は体へのストレスという観点からも考えると常温がおすすめ。

朝一番、就寝前、入浴前、入浴後はコップ1杯程度の水が必須です。

食事中は唾液が盛んに分泌されて口が乾きにくくなるのでそれほど必要ありません。

気が付くと水分量が減っているということもありますので、1.5Lのペットボトルで管理するのもよいと思います。

 

ストレスによる味覚障害対処法3.鼻呼吸

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口呼吸は口の中を乾燥させやすいほか、交感神経が優位になりやすく、緊張・不安の強い方にはデメリットが多いです。

鼻呼吸に切り替えた方がよいので、まずは鼻からゆっくり吸ってゆっくり吐く呼吸を日常生活にどんどん取り入れていきましょう。

寝ているときは口呼吸防止のテープやマスクなどで対処するとうまくいきやすいです。

 

ストレスによる味覚障害対処法4.よく噛んで食べる

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口の中の乾燥を防ぐ上に天然の美容液、抗菌薬とも言われる唾液。

唾液を出すためにはよく噛んで食べることが重要なので、1口あたり30回を目安にするとよいです。

とは言えども味覚障害の最中は味もしないものを噛むのは難しいと思うので、これは無理のない範囲で行うプラスアルファの方法と考えてください。

 

ストレスによる味覚障害対処法5.亜鉛の摂取

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味覚障害の一般的な治療法である亜鉛の摂取も有効な方法です。

ストレス性の味覚障害にかかるということは、ストレスによって食事などに気を配れずに栄養状態が悪くなっている可能性も高いです。

そこで、亜鉛を含む肉類、ごま、チーズなどを摂取したりサプリメントで亜鉛を補うのもよい方法と言えます。

なお、亜鉛の1日の摂取量は成人男性で12mg、成人女性で9mgです。

今Amazonで亜鉛サプリを調べてみましたが、主要メーカーの商品は含有量自体は大体どれも1日の摂取量の9割くらいは補える商品でした。

今見た範囲ではディアナチュラやDHCが格安だと感じました↓


 

まとめ

今回のお話を簡単にまとめてみました。

・ストレス性の味覚障害の原因は舌苔の厚さと口の乾燥(唾液分泌の減少含む)

舌苔は取りすぎないように注意しつつケアするとよい

・1日に1.5Lの水を分けて飲もう

・口呼吸から鼻呼吸に切り替えよう

・よく噛んで食べよう

・食べ物やサプリメントで積極的に亜鉛を摂取しよう

 

hanami2このほかに一般的なストレス対策や生活習慣を整えることも重要です。

全体的な生活を見直して、ストレスによる味覚障害を改善していきましょう!

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