ストレス、副作用、呼吸-寝てるときによだれがひどい理由と対策

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      2017/07/17

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今回のテーマは『寝ているときのよだれ』

うつ病や不安障害、自律神経失調症になっていると意外と困ることの1つが睡眠中によだれがひどく出てしまうということ。

そこで、メンタルとよだれにどんな関係性があるのか、寝てるときによだれがひどい原因や対策法を紹介していきます。

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睡眠中のよだれは口の乾燥が原因

睡眠中によだれがひどく出るときには口のなかが乾燥しています。

何らかの原因で乾燥してしまった口はそのままにしておくと免疫力が下がってウィルスに感染しやすくなるので、脳はどうにかして口を潤そうとします。

寝ている間に水を飲んだりするわけにはいかないので、結果的によだれという方法で口を湿らせているのです。

では、『口の乾燥の原因』と考えられる3つの可能性を見ていきます。

 

口呼吸

口呼吸は名前の通り口で呼吸することになるので、必然的に口が乾燥しやすいです。

起きているとき、気がついたら口がぽかーんと開いている方は基本的に口呼吸をしていると思ってください。

また、口呼吸は鼻呼吸よりも脳に負担をかけることがわかっており、口呼吸がメンタルを悪くすることもあり得ます。

 

ストレス

よだれを出している唾液腺を操っているのは自律神経系

ストレスによって、あるいは自律神経失調症などで自律神経が乱れていると唾液腺の働きが正常ではなくなり、よだれが出過ぎることもあります。

ストレス、自律神経の乱れ対策は以下のエントリを参考にしてみてください。

会話でわかる!自律神経失調症改善&自律神経の整え方

 

副作用の可能性

今までも多分口呼吸だったと思うけど、自律神経失調症やうつ病の治療を始めてから急によだれがひどくなった…という方もいると思います。

私もうつ病の治療中にはよだれが自分の頬に当たって目が覚めるという何とも不快な体験を毎日のようにしていました。

そしておそらく私も小さなころから口呼吸だったはずなのに、今までとはまるきりよだれの量が違ったんです。

その原因として考えられるのが、口呼吸にプラスして抗うつ薬や抗不安薬の副作用が出ているということ。

よく使われる抗うつ薬や抗不安薬、睡眠薬は高確率で口渇(口が乾燥する)という副作用を持っています。

 

対策1.口呼吸を改善

寝てる時,よだれ,疲れ,対策,防止,睡眠,病気,多い,口呼吸まずできる対策として、もしもあなたが口呼吸であれば鼻呼吸に切り替えることをおすすめします。

上述したように脳の前頭葉(意欲や思考とも関連する前頭前野を中心に)にも負担をかけていますので、口呼吸をやめることでよだれ改善どころかメンタル的に落ち着いてくる可能性もあります。

 

あいうべ体操

口呼吸が常態化している場合には、口や舌の筋肉がすでに弱っている可能性が高いです。

そこで口をしっかり閉じておくための口周りの筋トレを行います。

おすすめなのが『あいうべ体操』というもので、『あいう』までは思い切り口を開けたり突き出します。

最後の『べ』は口を大きく開けて舌をあごにつけるように伸ばします。

目安は1日30セットとなっていますが10セット-15セット×2か3で分けるのがおすすめ。

また絶対に1日30セットと無理しないで、空いた時間に始めてみるのもよいと思います。

また、実際に発声はしてもしなくてもOKとのことですが、個人的には発声した方がなんとなく効果を感じたかなと思います。

 

枕の高さや位置を変える

口呼吸がなかなか治せない理由の1つに、枕の位置が合っていないため首や口元、喉が影響を受けているという理由があります。

本来の呼吸のしやすさを考えると仰向け寝がベストですが、気道の確保から言うと横向き寝がおすすめ。

この辺は本人の好みや落ち着くかどうかもあると思うので、仰向け・横向きのどちらでも合う枕を探すことが大事です。

バスタオルを折ったものを利用して自分にぴったりの高さを知る方法、専門店などで相談する方法があります。

関連エントリ

横向き寝専用枕『YOKONE』を首こり・肩こり持ちが長期レポ

 

テープで鼻呼吸に

割と強制的な方法ですが、そもそも口を閉じてしまえば鼻呼吸にならざるを得ないということで、テープなどを使って鼻呼吸にするのもおすすめです。

ただ、もともとアレルギー性鼻炎や花粉症などで鼻づまりしやすい体質の方だと息苦しくなってしまうのでおすすめしません。

あと、不安感がひどくて閉塞感にも弱い場合、口を閉じることで圧迫されたように感じて余計に緊張する可能性もありますので、そのあたりは体調と相談しながら使ってみましょう。

 

対策2.口の乾燥を改善

対策の2つ目としては、口の乾燥を改善するという方法があります。

薬を飲み始めてから急によだれがひどくなったというような場合には、鼻呼吸への切り替えと同時に口の乾燥対策もやっておくとよりしっかりよだれが防止できます。

 

水はちょっとずつ飲む

乾燥の改善と言えばやはり一番に思いつくのが水分を入れること。

薬の副作用で1日中口が乾燥している方も多いと思うので、普段から水分摂取に気を配るようにしましょう。

ポイントは頻繁に飲むということで、30分ごとにコップ半分から1杯くらいの水を飲むようにすればOK。

夜は冷たい水を飲むとトイレで起きてしまって睡眠状態を悪くする可能性があるので、夕方以降は常温の飲み物をおすすめします。

 

マスクを使う

鼻呼吸は今日から始めようと思ってすぐにできるものではないので、徐々に口呼吸のクセを鼻呼吸に変えていくことになります。

その間、寝ているときには口が乾燥するデメリットがありますよね。

それを防ぐのがマスクです。鼻も覆ってしまうと息苦しく感じることが多いので、鼻は出してつけるようにしてみてください。

 

唾液腺マッサージ

普段から唾液をしっかり出して、もともと口が乾燥しない状態にしておくためにできることが唾液腺のマッサージ。

唾液腺は耳たぶのやや前の耳下腺、えらの骨の下の顎下腺、顎のとがった部分の内側の舌下腺の3つがあります。

優しく5-10回程度押せばマッサージ完了!いつでも気軽にできるマッサージ方法ですのでぜひ取り入れてみてください。

余談ですが、唾液腺をマッサージすると顔の緊張が和らいでリフトアップ効果も期待できます。

 

口腔用保湿ジェルを使う

何かグッズを使って口の乾燥とそこからくるよだれを防ぎたい場合は、口腔保湿用のジェル・スプレーを使ってみるという方法もあります。

高齢者の方だと口が乾燥しやすいのですが、高齢化の波に伴って様々な口腔用ジェル・口腔用スプレーが販売されています。

スプレータイプの方が扱いが簡単で、バランスよく内容物を口腔内に広げられるので私はスプレータイプをおすすめします♪

 

対策3.薬を変える

似たような成分の薬でも細かなところが違っていて、自分に合う合わないというのがあると思います。

なので、もしも似たような効能を期待できる成分の薬があるならそちらに変えてもらえないか打診してみましょう。

口渇の副作用はよくあることなので、先生に『この薬を飲み始めてから特に口がよく渇くんです』と事情を説明すればOKです。

私の場合はソラナックスで口がよく渇いてしまったので相談した記憶があります。

 

対策4.加湿器を使う

加湿器で部屋ごと乾燥を防いで、結果的に口の乾燥を防ぐという方法です。

ただ季節によってはカビの危険性があったり、電気代が高くつく加湿器もあったりするのでそこは注意が必要。

気化式の加湿器だと結露リスクや電気代リスクは基本的にはありませんが、加湿力が弱くなってしまうというデメリットが出てきます。

一長一短なので普段の使い心地も重視しつつ自分に合った加湿器を選ぶことをおすすめします。

 

asako3どうしてもよだれがひどいときには枕カバーの上に5-6回使ったら捨ててもいいような格安のタオルを敷いて、髪をしっかり束ねて寝ていました。

今回紹介した対策が参考になれば幸いです!

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