『疲れやすい』が代表的な症状の心の病気・体の病気まとめ

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      2016/11/30

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朝起きてもどうしても力が出ず、最低限やることも精一杯…というのが疲れやすい方の日常の一コマですよね。

私自身かなり疲れやすいタイプなのですが、そこにはうつや自律神経失調症の可能性もあればその他の体の病気の可能性もあります。

疲れやすいのは自分の性格や怠けだと思わずに一度病気の可能性を疑ってみるのも1つの方法かなと思ったので、今回は疲れやすいのが特徴の病気をいくつか紹介していきたいと思います^^


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疲れやすい病気-腎臓

腎不全は腎臓の機能が低下して老廃物の排泄や水分調節が難しくなる病気です。

軽度の腎不全の特徴的な症状が『倦怠感・疲れやすさ』なので、疲れやすいという症状から疑うべき病気の1つと言えるでしょう。

その他には、夜のトイレの回数が多くなる、体のむくみがひどいなどの症状もあります。

また、高血圧の方は腎臓疾患のリスクが上がるので要注意です。

 

疲れやすい病気-肝臓

肝臓は体内の代謝や解毒など重要な働きを担っている臓器です。

お酒を飲んだり食事の量や質に気を配らずに肝臓に負担をかけ続けると、肝臓疲労を引き起こすことがあります。

肝臓疲労は慢性疲労とつながっているので、常に疲れが取れず何をしてもあまり効果がない場合は、食生活や生活習慣の見直しが必須です。

また、同じように肝臓の病気としては脂肪肝も疲れやすさを伴う病気として知られています。

 

疲れやすい病気-心臓

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心臓は全身に血液と栄養を送るポンプの役割を担っています。

この心臓のポンプ機能が低下すると栄養が行き渡らず、当然力も出なくなり、疲れやすくなります。

心不全では軽い運動でもすぐに息切れしやすくなるほか、慢性的に疲れやすくなり、重症化してくると食欲が落ちます。

なお、心不全は1つの病名ではなくほかの心臓の病気が原因で起きる『状態』のようなもの。

心不全の原因となる病気には狭心症や心筋梗塞、心筋症、高血圧性心疾患などがあります。

 

疲れやすい病気-甲状腺

喉にある甲状腺は体の新陳代謝を促す甲状腺ホルモンを分泌している組織ですが、甲状腺の異常があると疲れやすさとだるさが出てきます。

機能低下の代表は橋本病、機能亢進の代表はパセドウ病で、橋本病ではむくみや無気力が出てきます。

うつ病と橋本病を誤認してしまうこともあるくらい、うつ病と橋本病の症状は似ています。

一方で甲状腺ホルモンが過剰に分泌されるパセドウ病では疲れやすいほかに暑がり、手や指の震え、気分の上下が激しい、下痢などが見られます。

 

疲れやすい病気-女性の病気

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女性特有の病気で疲れやすさと関係しているものには子宮筋腫や子宮内膜症があります。

子宮内膜症は本来あるべき場所以外にも子宮内膜などの組織が出来てしまう病気、子宮筋腫は良性の腫瘍で40歳の4人に1人は子宮筋腫です。

これらの病気では疲れやすさやだるさ、子宮内膜症では生理不順や骨盤痛が起きやすいです。

 

疲れやすい病気-男性の病気

一方で男性にしか見られない病気で疲れやすさと関係している病気には前立腺肥大があります。

前立腺が大きくなると尿道を圧迫するのでトイレが近くなったり、すっきり出ないと感じる方が多いです。

もちろん『疲れやすさ』、腰痛、めまいなどの症状もあります。

中高年でトイレの回数が多くなってきた・なおかつ疲れやすいケースでは前立腺肥大を疑った方がよいかもしれません。

 

疲れやすい病気-子供の病気

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次に、子供の病気についてですが、これらの病気は子供以外もかかる可能性がありますが、どちらかと言えば子供に見られやすい病気をチョイスしました。

まず一つは起立性調節障害。思春期に見られる自律神経失調症の一種で、朝起きられない・午前中の調子の悪さ・立ちくらみやめまいが特徴です。

朝が弱い子は少なくありませんが、早く寝たり食事を改善してもなかなか治らない場合は起立性調節障害を疑ってみてください。

特に自律神経系のバランスが崩れやすい小学校高学年から中学生に見られやすい病気です。

 

また、もう1つは鉄欠乏症。偏食で鉄分を摂取していないと幼児でも貧血を起こす危険性があるので注意が必要です。

また、鉄は汗と一緒になくなってしまうので、スポーツをしている子はさらにしっかりと鉄分を摂取しないと貧血からの疲れやすさを引き起こすことがあります。

関連エントリ:起立性調節障害の原因や仕組み

 

疲れやすい病気-脳

脳の異常も疲れやすさの原因となります。

当サイトでも紹介しているうつ病は脳が完全にオーバーヒートしてしまっている状態で、体と心を強制的に休ませます。

実際に私もうつ病の時には疲れやすく、寝てばかりいました。

また、自律神経失調症も疲れやすさの原因となる病気です。

中高年の男女に見られる更年期障害にも成長期の子供にも自律神経失調症は見られやすく、普段から自律神経系のケアは必須と言えるでしょう。

そして、脳が関係する『疲れやすさの原因』となる病気には睡眠障害もあります。

眠りの質が極端に落ちることによって体が回復せず、いつも疲れやすい体になってしまうのです。

 

自律神経失調症がしっかりわかるお話-症状、治療、薬など

 

眠気と疲れやすさの原因となる病気

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今回紹介した病気の中で眠気と疲れやすさが同時に起きる病気としては肝臓疲労、腎不全、子宮内膜症、更年期障害、睡眠障害があります。

極端に言うと眠気と疲れやすさが同時に来るということは体がパワー不足になっている証拠。

特に眠気の症状がひどい場合は更年期障害や睡眠障害の可能性を疑ってみることをおすすめします。

 

疲れやすいときは何科へ行けば?

疲れやすいというのが主な症状でほかに症状が出ていない場合、基本的には内科もしくは小児科が適切です。

今回紹介した病気の中には専門科での治療が適切な病気もありますが、一番最初は内科で検査を受け、ほかの病気の可能性を潰しておくことが大事です。

貧血や腎機能、肝臓機能、甲状腺機能については血液検査で調べられます。

 

疲れやすい病気のまとめ

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疲れやすい病気について簡単にチェックできるようなまとめを作ってみました。

もちろんこれは代表的な症状と病気の可能性を記載したのみですので、参考にしつつ気になることがあれば病院で検査を受けることをおすすめします。

 

・疲れやすい+トイレの回数が多い→腎臓関連の病気、前立腺の病気(男性のみ)

・疲れやすい+むくみ→腎臓関連の病気、心臓関連の病気

・疲れやすい+下腹部の痛み→子宮内膜症(女性)、子宮筋腫(女性)

・疲れやすい+過度の眠気→肝臓関連の病気、睡眠障害、橋本病、起立性調節障害、鉄欠乏症

・疲れやすい+体重が落ちる→心不全、バセドウ病

・疲れやすい+落ち込み→うつ病、自律神経失調症、橋本病

・疲れやすい+イライラ→更年期障害、自律神経失調症、バセドウ病

 

hanami1普段は体の病気についてはそれほど書かないのですが、調べてみると本当にいろんな不調があるんだなぁと感じます。

そして心の状態と体の状態はつながりやすいので、両方の健康を考えていきたいものですね。

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