うつ病を患っていた可能性がある歴史上の有名人まとめ

記事の画像はイメージです。特定の人物を指すものではありません。

      2016/12/08

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うつ病の有名人、今回は歴史上の偉人や有名人でうつ病だったのでは?と言われる人々を紹介したいと思います。

基準としては没後50年以上経った方、歴史上の人物ということで今回は敬称なしで行きますね!

また、今考えるとうつ病と推測されるが当時は時代の関係で病気とはみなされなかったケースも多分に含んでいますのでご承知おきください。

なお、今回は日本の有名人は紹介していません。


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ハンス・クリスチャン・アンデルセン

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ご存知アンデルセン童話の生みの親、デンマーク出身の童話作家であり詩人でもあるアンデルセンは、作品において貧困層や社会問題などへの嘆きを表現しました。

メジャーなうつ病の症状に苦しんでいたことも影響したのか、どちらかと言えば悲劇的な話がアンデルセン童話には多いですよね。

ちなみにアンデルセンは生涯を通して独身だったのですが、度重なる失恋が彼のうつ症状をさらに悪化させたとの話もあります。

 

アイザック・ニュートン

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アイザック・ニュートンは、彼に匹敵する天才は現代にいたるまで現れていないのではないかと言われるほど素晴らしい功績を遺した科学者です。

万有引力を発見して25年後、壮年期のニュートンはうつ症状や過度な被害妄想、食欲不振、不眠などの症状に悩まされていたことがわかっています。

1697年にはニュートンの母が亡くなったこともあり、数年間にわたり辛い症状と闘いました。

うつ病、統合失調症、錯乱状態、アスペルガー症候群(自閉症スペクトラム)だったのではないかなど、さまざまな説があります。

 

ウィンストン・チャーチル

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第二次世界大戦時、首相としてイギリスを勝利に導いたチャーチル。亡くなった時は国葬になるほど、イギリス国民にとっては印象深く敬愛すべき政治家の1人です。

ただし、彼には常に『黒い犬』と彼自身が呼ぶうつ病の症状が付きまとっていました。

父であり政治家でもあるランドルフ・チャーチルが精神に異常を来して亡くなったことや、父方の親族にもうつ病患者が多かったことから常に不安にさいなまれていたのです。

ただ、症状自体は現代医学的に言うとうつ病よりも双極性障害(躁うつ病)に近かったようです。

 

ヴァージニア・ウルフ

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ヴァージニア・ウルフは『ダロウェイ夫人』『灯台へ』などで知られる小説家・評論家。

神経衰弱の症状が彼女の人生に初めて登場したのはわずか15歳の時でした。母の死、異父姉の死に関連があると言われています。

再び神経衰弱と虚脱、うつ症状がでてきたのは1904年、父が亡くなった時です。

ウルフはこの2回以外にも細かなレベルでは生涯を通してうつ症状、神経衰弱状態に常に悩まされながら執筆を続けた作家と言われています。

 

フィンセント・ファン・ゴッホ

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オランダ出身の画家・フィンセント・ファン・ゴッホは絵画そのものの魅力に加えて本人の波乱万丈な人生という面でも愛されていますよね。

神学校で学んでいた時には『課題をやっていない時には自分を棒で打った』、ゴーギャンとの共同生活中にゴーギャンとの口論の末に『自分で自分の耳を切る』といったエキセントリックな逸話も多いです。

現代の病気に当てはめると双極性障害(躁うつ病)もしくは季節性情動障害(季節性うつ)の可能性が高いと言われています。

書簡を見てみると、冬が近づくにつれて内容がどんどん絶望的になっていくのに対して夏が近づくと明るく希望に満ちた内容になっているのが特徴的です。

ちなみにゴッホはアスペルガー症候群(自閉症スペクトラム)で、てんかんも患っていたようです。

 

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト

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モーツァルトは誰もが知るクラシックの名曲で知られていますが、それだけではなく非常に風変りな行動や言動でも有名。

他人をののしったり下品な言葉を使ってしまうのは、現代ではどうやら汚言を伴うトゥレット症候群(チックの一種)だったと考えられています。

また、ゴッホと同様に書簡には罪悪感や力がわかない、落ち込んだ気分だという内容がしばしば書かれていることから、うつ症状も頻繁に出ていたのでは?と予測されます。

 

レフ・ニコラエヴィチ・トルストイ

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小説家であり思想家でもあるトルストイは『戦争と平和』など現代でも評価の高い作品を数多く書き残しています。

その一方で『アンナ・カレーニナ』執筆後にひどいうつ症状に悩み、希死念慮が頭をもたげます。

悩みの末に執筆活動を一時的に停止、思想家としての活動を始めるきっかけにもなりました。

 

hanami3こうやって見てみるとうつ症状だけではどんな病気なのか判断しにくい感じがしますね。

以前紹介したOCDの有名人であるミケランジェロにもうつ症状が出ていたようですし、精神疾患ははっきりと区切れる点があるわけではないというのがよくわかります。

 - 不安障害・気分障害