【不安解消】自己観察と脳のお話-不安という反応を見る-

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      2017/08/14

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当サイトで不安に飲み込まれず、上手に不安解消をするための方法として紹介しているのが自己観察です。

私が推奨する方法はざっくり言うと、自分を客観視→認知の歪みとかに気づきつつ自愛で自尊心を回復→余計な思い込みを外す(セドナメソッドやホ・オポノポノ)という方法です。

最初の『自分を客観視』の点で、去年から今年の初めあたりに書いた記事ではただ見るだけ、と表現しましたがわかりにくいかなーと思って、今回こんな考え方もあるよ!というのを紹介しようと思います。

感情や思考は反応です

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突然ギューッと湧き上がってくる感情も、いきなり不吉なことを考えてしまうのも全部は反応です。

例えばあなたがいきなり殴られたとします。

ここで働くのが扁桃体という、脳の原始的な部分です。

扁桃体は見たもの、聞いたもの、感じたものに対して即座に生存にかかわるかを判断してくれます。

殴られる=傷つく=命の危機と判断されるので、命をどうにかつなぐために、あなたの脳は殴られることに対して『恐怖』を植え付けます。

恐怖は脳が自分を守るために作った『反応』といえます。

 

次に、『命の危険にかかわる思いをしないように』と恐怖を避けるためのヒントを探して、学習します。

例えばあなたがぬいぐるみを持っているときばかり殴られていたら、その関連性に気づいてぬいぐるみを持たないようにするといった行動の『反応』です。

もしくはぬいぐるみ=殴られる=命の危険、とつなげてぬいぐるみ自体が嫌いになる『反応』もあるかもしれません。

また、『ぬいぐるみを持つと殴られるから、ぬいぐるみには手も触れないでおこう』という思考の『反応』もあります。

 

学んだ反応があなたを苦しめる

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反応が私たちを危険から守って心地よい状態にしてくれるうちは特に困ることはありません。

ただ、多くの不安障害の人は反応の方向性にちょっとした癖を持っていて、その癖のせいでうまくいかないんです。

脳の神経伝達物質であったり自律神経系、認知の歪みなどが重なることによって『あれも危険、これも危険』とつなげてしまうのが代表的な癖です。

その結果、日常生活の範囲がどんどん狭くなっていって仕事や学校、食事、ショッピングなどの場面での問題が出てきます。

 

それでも学んだ反応を繰り返す

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例えば幼いころは『親に食事をもらえない=死の危険』です。

でも大人になれば『自分で食事を作る』『お金で食事を買う』といった選択肢が出てきて、同じ反応をしなくてもいいはずです。

ところが人間の思考は基本的に同じ回路をたどってそれを強化していくので、以前と同じ反応で乗り切ろう・やってみようとするわけです。

食事の例は極論ですが、『〇〇だったら危険』という思い込みが強化され続けて今の不便さ、生きにくさを作っている可能性があるということです。

 

反応を変えるために反応を知る

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さて、ここでようやく自己観察が出てきます。

自己観察はいわば『反応と一緒にならない』という宣言みたいなもので、自分を客観視するのが目的でありゴールです。

誰かとぴったりくっついてるうちは相手の顔も見えないし、相手の姿もわからないですよね。

ちょっと距離を取ることで初めて相手の顔がわかり、相手の姿や大きさがわかります。

あなたが今ぴったりくっついているのは、反応です。

いつの間にか強化されまくったせいで、この反応には絶対寄り添わないと!と感じるかもしれませんが、実は今やいらない反応だったりもします。

 

ただ見るだけ=反応していることを知る

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じゃあどうやってやればいいの?という話になりますが、これは別に従来と変わりありません。

『へぇー』『ふーん』とただ見るだけ

ただ、そこに『今私は反応を見ているんだなぁ』という気持ちを付け加えるとやりやすくなるかと思います。

ただ見るって言っても引っ張られるわ!!って人や、意味や理由がわかんないとやりたくない!!って人には『全て反応で、反応を見ている自分』というスタンスがあうかなーとふと思いついたので、今回の記事を書きました。

具体的なやり方は以下2記事で紹介しているので参照していただけるとありがたいです↓

自己観察の具体例-って思ってるんだ法-

自己観察の具体例-キャラクターとお話法-

 

相変わらずジャッジはなしで!

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ここでも大事なのは『ジャッジはなし』ということ。

ジャッジすること、判断することもそもそも反応なので、そこに一体化する必要はありません。

『これが悪い』と思っている自分も、『これがいい』と思っている自分も、ただそういう反応を繰り返したから今みたいな自分になっているだけです。

特に注意したいのは『これが悪い』『これはダメだ』という反応。

うつ傾向や不安傾向の強い人は自尊心が低いので、ほかの反応は見られるようになっても『悪い』『ダメだ』系とはついつい一緒になってしまうことがあります。

自分はダメだと思うのも反応です。

原因はわからないけれど、今までの人生であなたが生き延びるに当たって、『自分はダメだ』と思うことが最良だった瞬間が多かっただけなんです。

 

まとめ

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・感情や思考や行動は反応

・反応は基本的に命を守るために行われていた

・今は要らない反応でも脳が勝手に強化して、逆に生活を脅かすこともある(不安障害の症状含む)

・反応を見る、という意識で自己観察してみよう

・自分はダメだというのも反応なので、引きずられないように

 

asako2今回は自己観察についてちょっと詳しく、反応という観点から語ってみました。

セドナメソッドの感情を感じきるにも近いかな?

とりあえず自分の思ってることは反応かーとか、これを読んで感じたのも反応かーとやってみてください♪

 - 自己観察・自愛