自律神経失調症の微熱の見分け方と対処法、漢方

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      2017/07/17

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自律神経系の異常は体温調節にも関わってきます。

今回はその中でも『微熱』に焦点を当てて、自律神経系の異常で微熱が出る仕組みや他の病気との見分け方、対処法を紹介していきたいと思います^^

ちなみに微熱とは午前中で37度2分以上、午後から夕方にかけては37度7分以上を指すとされています!

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自律神経失調症と微熱

まずそもそも熱が出る仕組みそのものに自律神経失調症がかかわっています。

体は周囲の温度や体の状況を判断して視床下部から自律神経系やホルモン系に働きかけて体温を調節しています。

自律神経のバランスが取れないということは、状況を判断できて視床下部から情報を送れても、自律神経がその通り働いてくれないということ。

そのため、風邪などのタイミングでなくても急に熱が出たりするんです。

 

風邪と自律神経系の微熱の違いは?

解熱剤が効かない!

風邪と自律神経系の微熱の大きな違いは何と言っても『自律神経系の熱は解熱剤が効かない』ということ。

解熱剤は風邪のときなどに起きる炎症反応を押さえてくれるのですが、自律神経系の不調では炎症反応は起きません。

そのため、炎症反応を押さえても熱が下がるわけではないので結果的に解熱剤が効かないという事態になります。

 

全身の症状は風邪に似ている

自律神経失調症の代表的な症状には喉のつまりやだるさ、軽い下痢など風邪によく似たものがあります。

そのため、症状だけで自律神経失調症か風邪かを判断するのは非常に難しいです。

人によっては鼻水や咳などが自律神経失調症の症状として出てくるので、原因をはっきりさせたい場合は病院に行く方がベターです。

 

微熱がずっと続くときは検査を受けよう!

 

がんや甲状腺関係の病気の可能性

MRIに入っていく人

自律神経失調症では熱が上がったり下がったり、時には微熱がずっと続いたり…という症状が出ることもあります。

ただし、がんなどの命に係わる病気でも微熱が続くことがあるため、10日以上微熱が続く場合や10日未満でも生活への影響が大きいときは検査を受けるのがよいでしょう。

さまざまな病気の可能性があるので、最初は内科への受診をおすすめします!

 

検査でも見つかりにくい慢性疲労症候群

続く微熱に加えて重度の疲労感も続いているのであれば、自律神経失調症と診断されていてももう一度診察・検査をしっかり受けた方が良いです。

原因不明、検査でもなかなかわかりにくい病気で、風邪や自律神経失調症の症状に続いて極度の疲労感と微熱が出ます。

もしも半年以上微熱とひどい倦怠感・疲労感が続いているのであれば大学病院への紹介状を書いてもらうといった方法もあります。

普段から自律神経失調症を自覚していても、あまり長く微熱が続いて不安も出ているならいっそ一度しっかり検査してみて、やっぱり自律神経失調症だったなら自律神経系のアプローチに安心して取り組めます。

 

自律神経系の微熱の薬は?

 

解熱剤は効かないから使わない

ばらまかれた薬

まず解熱剤については自律神経系の熱には効かないので使う必要はありません!

風邪か自律神経かどっちかわからない!って時には普段飲んでいる解熱剤を使ってみて様子を見るのは良いですが、自律神経だとわかったらもう飲まなくてOKです。

 

自律神経系の薬は効果的

微熱だけではなく自律神経系の症状全体への効果を考えて、自律神経調整薬や抗不安薬を使うのは選択肢の1つとしてありです。

個人輸入でこれらの薬を手に入れることは可能ですが、基本的にはやはり診察を受けて自分に合ったものを処方してもらうのが良いと思います。

自律神経系の体の症状がひどければ内科や心療内科へ、心の症状がひどかったりパニックなども出ているのであれば精神科へ行きましょう。

 

漢方薬を使う

自律神経系を整える選択肢の1つに漢方薬があります。

すぐに微熱が下がるというわけではありませんが、長期的に微熱を出にくくする目的なら効果的です。

自律神経失調症に効く漢方薬は以前まとめたので、以下の記事を参考にしてください。

自律神経失調症によく処方される漢方薬

 

薬以外の方法で微熱を下げる

薬以外の方法で微熱を下げる方法についても、けして即効性があるというわけではありません。

どちらかと言えば自律神経を整えつつ熱を緩和する方法ですので、気長に取り組んでみてください^-^

 

ツボ押しで自律神経を整える

赤い風船を持つ手
まずは自律神経系に効くツボを押さえる方法です。

いろいろありますが、一番おすすめのツボは『孔最』というツボです。

肘から手首までを三等分して、肘から3分の1のところにあるツボが孔最。

場所は親指側なので、付近を押してみてグッと入り込むところを探してみてください!

また、精神不安の症状を緩和するツボについては、以下の記事でたくさん紹介しています♪

 

不安に効くツボを覚えよう

 

食事に気を付ける

次にこちらも自律神経系を長い目で見て整えていく方法ですが、セロトニンを増やすような食事を摂取することです。

トリプトファンとビタミンB6の多い食材を中心に、ビタミンやミネラルもバランスよく摂取したいところです。

ただ実際には微熱もあって自律神経もつらいから食事を作るのも大変…ということも考えられるのでマルチビタミン系のサプリを摂取するのもありです。

 

楽しい刺激も避けよう

ティータイム

自律神経系が弱って微熱も出ているときには、たとえ楽しいイベントでもストレスになって発熱を悪化させる可能性があります。

ストレスを減らすというよりも刺激を減らすという考え方を取り入れることをおすすめします。

音の刺激・光の刺激・感覚の刺激などを避けて、家の中でできるストレス解消に取り組んでみた方がよい時期です。

 

脱水には気を付けよう

自律神経系がバランスを失うと、微熱だけではなく寝汗もかきやすくなります。

その上全身がだるいから食事や水分摂取がおろそかになることもあり、自律神経系の微熱が出ている方は脱水には十分な注意が必要です。

飲み物は水だけではなく経口補水液やミネラル入りの麦茶など体に必要な塩分やカリウムを摂取できるものがよいです。

個人的には伊藤園の健康ミネラル麦茶は味もおいしいしおすすめです♪

 

hanaminangoku自律神経系の微熱は続くとなかなか厄介ですよね:;

大元の自律神経失調症ケアもしつつ、しっかり治していきましょう!

 - 自律神経バランス